Web教材一覧データベース

バックアップとリカバリー

キーワード

バックアップ,リカバリー,ジャーナルファイル,ロールフォワード,ロールバック


万一のトラブルによりデータの整合性を失ったとき,データベースを正しく回復する機能が必要になります。それには,バックアップとリカバリーを行います。

定期的に(それをチェックポイントといいます)に,データベース全体をバックアップファイルにコピーします。その間は,更新が行われるたびに,更新前と更新後の情報をジャーナルファイルに記録しておきます。

トラブルが発生したときには,リカバリー(回復)処理をします。それには,ロールフォワードとロールバックがあります。

ロールフォワード
データベースに障害が発生したときの対応です。バックアップファイルからデータベースを復元して,ジャーナルファイルにより更新を行い,障害直前の状態にまで回復します。リカバリーの順序が更新と同じ順序で行われます。
ロールフォワードの図
ロールバック
更新中に障害が発生したときの対応です。図では,状態2は正常に完了し,状態3になるときに障害が発生したことを示しています。このときは,ジャーナルファイルに状態2と状態3の違いが残っているので,それを用いて状態2にまで戻します。リカバリーの順序は更新の順と逆になります。
ロールバックの図

本シリーズの目次へ