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コンピュータが取扱うデータには,多様な型(タイプ)がありますが,そのうち代表的な型を示します。
データの型
├ 論理型 1ビットで1/0(真/偽,ON/OFF)を表す。
├ 文字列型 英数字,ひらがな,カタカナ,漢字など。
│ ASCII,シフトJIS,Unicodeなど多様な体系がある。
└ 数値型 123とか−456.7などの数値。
├ 固定小数点型 上の例のように小数点位置が固定のもの。
│ ├ 2進化10進数型
│ └ 2進固定小数点型
└ 浮動小数点型 0.31416×105のように指数で表現するもの。
ここでは,論理型の表現,それの組合せである論理演算について理解します。
否定(NOT),論理積(AND),論理和(OR),排他的論理和(XOR),ベン図,真理値表,ド・モルガンの法則
内部表現での最小単位はビットです。その1ビットで1/0(「真/偽」や「ON/OFF」ともいう)を表現します。
論理数間の演算を論理演算といいます。論理演算はハードウェアでのデジタル回路等の基本でもありますし,ソフトウェア開発でのロジックを考えるときの基本でもあります。
論理演算を図にしたものにベン図があります。図のAの円内はAが1(真)であることを示し,Aの円外はAが0(偽)であることを示しています。そして,A+Bという演算をしたときに,その結果が1(真)である部分を灰色,0(偽)である部分を白色にして表示しています。また,この関係を表にしたものに真理値表があります。論理数AとBにつきそれぞれに1と0を与えたときの論理和A+Bの値を示しています。
基本的な論理演算には,否定(NOT),論理積(AND),論理和(OR),排他的論理和(XOR)があります。それらのベン図と真理値表を示します。

次の事項に注意しましょう。
・論理数Aの否定はAで表します。
・論理和でA=1,B=1のとき,A+Bも論理数なので2ではありません。
練習問題7:下のベン図→真理値表?

次の関係は自明あるいはベン図や真理値表で簡単に理解できましょう。なお,+と・の順序や( )内の順序は,通常の数学での順序と同じです。
同一法則: A+A=A, A・A=A
恒等法則: A・0=0, A+0=A, A・1=A, A+1=1
補元法則: A・A=0,A+A=1
交換法則: A・B=B・A, A+B=B+A
結合法則: A・(B・C)=(A・B)・C [ア], A+(B+C)=(A+B)+C [イ]
分配法則: A・(B+C)=A・B+A・C [ウ], A+B・C=(A+B)・(A+C)
吸収法則: A+A・B=A
ド・モルガンの法則: A+B=A・B [エ], A・B=A+B [オ]
次の問に答えなさい。