SISの概念が普及したのは、IT革命という用語がポピュラーになった頃、すなわち1990年代末頃である。
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× SISの普及は1980年代後半。IT革命がいわれたのは2000年前後
SIS以前の情報システムは、担当者レベルの業務を支援することが目的であった。それに対して、SISでは経営者の意思決定を支援することが目的になった。
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× SISは支援ではなく、ITそのものが経営戦略実現
ITを戦略的に活用する分野では、企業間ネットワークの普及が大きな影響を与えている。
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○ SISの事例
「ITは競争優位を確立する武器である」といわれるようになったのは、SISの概念が普及した頃である。
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企業にとってITが重要になっている。それでまずIT戦略を策定し、IT戦略に従って経営戦略を策定するのが通常である。
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× 経営戦略とIT戦略の統合。「IT戦略に従って」は言い過ぎ
SISの概念により、「DP部門からIT部門へ」変貌すべきだといわれた。
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経営の観点からITを運営することをITガバナンスといい、そのための最高責任者がCIOである。☆
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経営戦略とIT戦略を結び付けるのはCIOの任務であるから、IT部門は、情報システムの開発や運用に専心することが求められる。☆
× CIOを補佐して実現する戦略部門になるべき