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ハイブリッド暗号方式(暗号化と電子署名)

キーワード

ハイブリッド暗号方式、電子署名、ハッシュ、改ざん、セッション鍵


ハイブリッド暗号方式とは、共通鍵暗号方式の効率性と公開鍵暗号方式鍵送付の安全性を組み合わせた暗号方式で、電子署名をした暗号文の送受信に広く用いられています。

予備知識:ハッシュ値
たとえば、電文の文字「ア」を1、「イ」を2というように数値化して、それを合計した値を考えましょう。
  ・この値の長さは、元の文書の長さと比較して非常に短くなります。
  ・この値から元の文書を復元できませんが、元の文書を変更すると値が変わります。
実際には、この合計値の計算には、ハッシュ関数という複雑な処理をしたハッシュ値を用います。このハッシュ値のことをダイジェストともいいます。
ハイブリッド暗号方式

ハイブリッド暗号方式の特徴を整理します。

電子署名と暗号通信を同時に行う
電子署名は、送信者がハッシュ値を送信者の秘密鍵で暗号化することで行います。
公開鍵暗号方式での暗号化は、セッション鍵と暗号化されたハッシュ値を、受信者の公開鍵で暗号化することで行います。
長文の暗号化・復号には、効率のよい共通鍵暗号方式を用いる
電文の暗号化には、共通鍵を用います。
途中で改ざんされていないことが確認できる
送信者が送ったハッシュ値と、送られた平文から計算したハッシュ値が一致していれば、改ざんされていないことが証明できます。

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