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セキュリティと自己責任

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被害者にならないために、常識が重要、危険回避責任


情報公開での自己責任
あなたが公開したWebページやブログは,不特定多数が閲覧します。不注意な表現に不快を持つ人もいるでしょう。
 あなたが子供だとしましょう。実社会ならば,子供が高額な買い物をしようとすれば,お店の人がなんらかの確認をするでしょう。また,ある程度非常識なことをしても,大目に見てもらったり,親切にいさめてくれるでしょう。ところが,バーチャル社会では,あなたが子供か大人かわかりません。自分で子供だと名乗っても,それを信用するかどうかは相手次第です。あなたの言動は,すべて責任のある人の言動だとして,その言動に責任を問われるのです。
常識が重要な社会
バーチャルな世界でも,人間が発信し受信しているのですから,実社会のよい面も悪い面も合わせて持っています。悪徳商法もあれば詐欺もあります。公序良俗に反するし反社会的なことを行う人もいます。
 バーチャルな社会では実社会以上に高度な常識が求められます。この世界では実社会とは異なり相手の顔が見えません。実社会では男女の区別や年齢は,顔を見たり声を聞けば大体わかりますが,バーチャル社会では,女性のアドレスであっても本人が男性であるようなことは珍しくありません。実社会ではいかがわしそうな相手や店舗と取引しようとはしないでしょうが,インターネットのサイトでは,信用できるサイトかどうかを見抜くには,それなりの常識が必要です。その常識をメディアリテラシーともいいます。
危険を回避する責任
インターネットの世界は無法地帯ではありますが,考えようによっては実社会よりも安全だともいえます。
 実社会では,自分が気をつけていても信号無視の運転や押込み強盗などの被害に合うことがありますが,バーチャルの世界では自分がアクセスしたり信じたりしなければ被害を受けることはあまりありません。
 ウイルスの感染を例にすれば、電子メールソフトやブラウザソフトのセキュリティを低いレベルに設定していたり,不注意にファイルを開かなければ感染することは稀です。いかがわしいWebページを閲覧したり素性の知れないプログラムをダウンロードすれば,ウイルスの危険があると考えるのは常識でしょう。
利便と危険のバランス
個人情報やクレジット番号の漏洩が問題になっていますが,それらは自分がどこかで入力したからです。
 インターネットで商品やサービスを購入できるのは便利です。クレジット支払も便利です。しかし,それには住所やクレジット番号を入力することになります。アンケートに応募するには,ある程度の個人情報を入力します。便利さと危険のバランスを考えるのは自己責任だといえます。
信用できる相手だから入力したのだとはいえ,漏洩事件は日常的に発生しているのですから,その危険は当然知っているはずです。不必要な個人情報は入力しない,クレジット支払もなるべくしないし,万一のことを考慮してクレジット限度額を低く設定するなどの対策を講じるのも自己責任です。

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