ディスクの容量,転送時間,デフラグ,記憶階層,仮想記憶,RAID
参照:「磁気ディスクの基礎」(hs-disk-kiso)
問1
磁気ディスクにおいて,容量の大きな順に並べたとき,正しいものはどれか。
ア シリンダ>トラック>セクタ イ トラック>セクタ>シリンダ
ウ シリンダ>セクタ>トラック エ セクタ>トラック>シリンダ
参照:「磁気ディスクの容量計算」(hs-disk-youryo)
問2
フロッピーディスクの記録密度(1ミリあたりのバイト数)に関する記述で正しいものはどれか。
ア 中心部の記録密度は外縁部の記録密度と同じである。
イ 中心部の記録密度は外縁部の記録密度より大きい。
ウ 中心部の記録密度は外縁部の記録密度より小さい。
エ 中心部の記録密度と外縁部の記録密度の関係は設定により変化する。
記録密度=トラックあたりのバイト数/円周の長さ
トラックあたりのバイト数
= セクタあたりのバイト数 一定(512バイト)
×セクタ数 フロッピーでは中心部も外縁部も同じ
=一定
中心部の円周の長さは外縁部より短い
参照:「磁気ディスクの容量計算」(hs-disk-youryo)
問3
下表の仕様であるフロッピーディスクの容量は約何MBになるか。
記録面 2[面]
トラック数(片面あたり) 80[トラック/面]
セクタ数/トラック 18[セクタ/トラック]
セクタ長 512[バイト/セクタ]
ア 0.7 イ 1.4 ウ 740 エ 1,475
512[バイト/セクタ]×18[セクタ/トラック]×80[トラック/面]×2[面]
=1,474,560[バイト]
1MB=106バイトとすれば,
1,474,560[バイト]/106[バイト/MB]=1.5[MB]
1MB=1,024KB=1,0242バイトとすれば,
1,474,560[バイト]/1,0242[バイト/MB]=1.4[MB]
一般に,どちらで計算しても,正解が異ならないようにしてある。
初級シスアド試験では,1MB=106バイトとすることが多い。
参照:「磁気ディスクの容量計算」(hs-disk-youryo)
問4
磁気ディスク装置の回転速度の影響が最も少ないものはどれか。
ア アクセス時間 イ サーチ時間 ウ シーク時間 エ データ転送時間
シーク時間=アームの動き=回転速度には無関係
サーチ時間=該当記録場所がくるまで待つ=回転速度で決まる
データ転送時間=該当記録の長さ=回転速度で決まる
参照:「磁気ディスクの転送時間」(hhs-disk-tensojikan)
問5
5,000rpmの磁気ディスク装置では,平均サーチ時間は何ミリ秒になるか。
ア 5 イ 6 ウ 10 エ 12
5,000rpm=5,000[回転/分] →60×1000[ミリ秒/分]/5,000[回転/分]=12[ミリ秒/回転] 平均サーチ時間=1/2回転=6ミリ秒
参照:「磁気ディスクの転送時間」(hhs-disk-tensojikan)
問6
次の磁気ディスクで100KBのデータを転送するのに要する時間は約何msか。
回転数 6,000rpm
トラックの記録密度 400セクタ/トラック
セクタ長 500バイト/セクタ
シーク時間 5ms
ただし,1MBは106バイトとして計算せよ。
ア 15 イ 20 ウ 55 エ 210
6,000rpm[回転/分]→100[回転/秒]→10[ms/回転]
1トラック当たりの容量=500×400=200,000バイト
1回転(10ms)で200,000バイト→20,000[バイト/ms]
100KB/20,000=5ms
転送に要する時間
= シーク時間 5ms
+ サーチ時間 5ms(←半回転)
+ データ転送時間 5ms
合計 15ms ・・・答
参照:「磁気ディスクの転送時間」(hhs-disk-tensojikan)
問7
装置のアクセス速度を速度の大きい順に並べたとき,正しいものはどれか。
ア 演算装置>主記憶装置>磁気ディスク>磁気テープ
イ キャッシュメモリ>ディスクキャッシュ>主記憶装置>CD-ROM
ウ 主記憶装置>キャッシュメモリ>磁気テープ>DVD
エ キャッシュメモリ>主記憶装置>演算装置>ディスクキャッシュ
アクセス時間は「歴史では史的」と覚える。
れ→レジスタ
き→キャッシュメモリ
し→主記憶(メモリ)
で→ディスクキャッシュ
は→ハードディスク(磁気ディスク)
し→CD-ROMやDVDなど
て→磁気テープ
き→キーボード,印刷装置など
参照:「記憶階層とキャッシュメモリ」(hs-kioku-kaisou)
問8
次の記述で,誤りのものはどれか。
ア~ウは正しい。エは「cp+m(1-p)」
参照:「記憶階層とキャッシュメモリ」(hs-kioku-kaisou)
問9
仮想記憶方式に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。
アは×。主記憶装置→磁気ディスク
イは○。
ウは×。フラグメンテーション→スラッシング
エは×。磁気ディスク→メモリ(主記憶装置)
参照:「仮想記憶方式」(hs-kasou-kioku)
問10
仮想記憶装置の効果として,最も適切なものはどれか。
ア 販売システムで売上ファイルの容量が主記憶の容量を超えても処理できる。
イ 高速・高価な記憶装置と低速・安価な記憶装置を効果的に組み合わせることができる。
ウ 多数のクライアントから1台のサーバを共同利用することが可能になる。
エ 人間の介入によらずに,あるジョブの完了時に次のジョブを自動的に実行できる。
アは×。データファイルは補助記憶装置で持つ。主記憶とは無関係。
(主記憶容量を超える大きなプログラムが実行できる)
イは×。これは記憶階層
ウは○。多数のプログラムをすべて主記憶に入れることはできない。
エは×。自動スケジューラやディスパッチャの機能である。
参照:「仮想記憶方式」(hs-kasou-kioku)
問11
RAIDに関する次の記述のうち,正しいものはどれか。
ア RAID0とは,RAIDを行わないで1台の磁気ディスクに記録する形式である。
イ N台の磁気ディスクをRAID1にしたとき,N-1台の容量までデータを記録できる。
ウ RAID0は,高速化には役立つが,信頼性の向上には役立たない。
エ RAID1は,高速化には役立つが,信頼性の向上には役立たない。
RAID0=ストライピング:データをN分割してそれぞれのディスクに同時に記録
RAID1=ミラーリング:同じデータをN台のディスクに記録
イはRAID5
参照:「RAID」(hs-disk-raid)
問12
データ格納容量が100GBの磁気ディスク装置5台をRAID5として使用するとき,格納できるデータは最大何GBになるか。
ア 250 イ 300 ウ 400 エ 500
RAID5では,1台分の容量がパリティ記憶領域になるので,n-1台分のデータが格納できる。
100[GB/台]×4[台]=400[GB]
参照:「RAID」(hs-disk-raid)