ITの利用による勤務形態の変化などに関する次の文のうち,最も適切なものはどれか。
ア テレワークとは,電話による連絡業務の合理化であり,携帯電話の普及により名づけられた。
イ テレワークとは,オンライン株取引などインターネットを利用して収入を得ることである。
ウ 携帯電話はモバイルコンピューティングの主要な機器になってきた。
エ SOHOとは,社員が自宅のパソコンと会社のLANを結んで業務をする形態である。
アは×。「テレ」は「離れた」の意味
イは×。インターネットなどによりオフィス以外で会社の業務を行うこと
ウは○。ノートパソコン,PDA,携帯電話など
エは×。SOHOは個人(小規模)事業者であり,社員ではない。
参照:「テレワークの勤務形態とその効果」
テレワークと直接の関係が最も少ない語句はどれか。
ア SOHO イ サテライトオフィス ウ モバイルコンピューティング エ 管理スパンの増大
エは×。部下が近くにいれば管理しやすい
参照:「テレワークの勤務形態とその効果」
テレワークによるメリットに関する次の文のうち,直接の関係が最も少ないものはどれか。
ア 身体障害者の雇用が進む。
イ 顧客訪問の回数が増大し、営業活動の効果が増大する。
ウ 電子メールの活用により、上司と部下のコミュニケーションが円滑になる。
エ 通勤に要する肉体的・精神的負担が少なくなり仕事の生産性・効率性が向上する。
アは○。育児・介護などで家庭から離れられない場合にも
イは○。直行直帰
ウは×。顔を合わせる機会が減る
エは○。
参照:「テレワークの勤務形態とその効果」
テレワークに関する次の文のうち、最も適切なものはどれか。
ア 一般的に、テレワーカーとは、1週間のうち1日程度オフィスに出社する人を指す。
イ テレワークは非正規雇用の増大を招くことから、国はテレワークを制限する施策をとっている。
ウ 現在の労働法規では、自宅でのテレワークは勤務時間に算入しないので、立法が懸案事項になっている。
エ 長期的にみると、テレワーク人口は着実に増加している。
アは×。厚生労働省の定義「ITを活用して、場所と時間を自由に使った柔軟な働き方を週8時間以上する人」
イは×。テレワーク推進施策をとっている。
ウは×。「みなし労働時間制」の適用。労働基準法第38条の2
労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法等の労働基準関係法令が適用
エは○。
参照:「テレワークの勤務形態とその効果」