情報技術
(基礎)
ITパスポート試験・テクノロジ系
基本情報技術者・テクノロジ系
データベースの基礎(Access操作も含む)
アルゴリズム、統計確率、ORの基礎
(発展)
ネットワーク
確率統計
アルゴリズムと数値解析
OR技法
経営と情報
(基礎)
情報システム調達の基礎(経営戦略から保守までのプロセス)
情報処理技術者試験特論(落ち穂拾い)
(発展)
経営と情報1(経営戦略と情報化戦略)
経営と情報2(情報システムの調達)
経営と情報3(企業におけるIT活用)
個別分野
(発展)
情報と社会(情報化社会の光と影)
情報倫理と情報セキュリティ
情報と職業
IT関連の法規・基準
このページは、「Web教材テーマ一覧」に掲げた教材を、半期(セメスタ)2単位授業(14回)の科目としてアレンジしたものです。
私自身、この通りには実行しておりません。実際の授業で用いる場合は、学年歴の都合、学生の履修状況、他科目との重複・補充などにより、適宜調整しています。また、毎年、前回の反省から組み換えを繰り返しています。これらの科目で、全体の「部品」を網羅してはいません。どの科目にも含まれていない部品もあります。また、複数の科目で同じ部品を重複して用いていることもあります。
各科目の「スケジュール」では、原則として「部品」を掲げています。インデントしてある部分が部品です。その内容変更は、随時行っております。また、思いつきで部品化したので、粒度に大きなばらつきがあり、細分化・統合化をすることがあります。
「スケジュール」で、第x回の後にインデントしていないものをここでは「章」といいます。授業では、学生に該当するWebページをプリントアウトして持参させています。そのとき、個々の「部品」をプリントアウトさせるのでは、全体の枚数が多くなってしまいます。また、部品間の位置づけや脈絡が不明確です。そのため、いくつかの部品をまとめて「章」とし、章のなかで適宜部品をインクルードしております。また、章のなかで「過去問題」や「理解度チェック」などを挿入しています。
本来ならば、各回に対応した「章」を設定すべき(実際の授業では、そのようにして学生に提示しています)なのですが、上述のように、開講時に改訂を繰り返しているので、なかなか定番ができないでおります。そのため、「スケジュール」では、章のない回があったり、章が必ずしも以下の部品と一致していないこともあります。
以下の事項は、「Web教材テーマ一覧」に掲げたコンポーネント(背景色が薄青色のページ)に適用します。
ご担当の科目内容とスケジュールが一致すれば、このまま授業にご利用いただいても結構ですし、先生がテキストを作成するときの部品として、あるいは参考資料として、ご自分のWebサイトで「スケジュール」や「章」を作成して、そこから、このWebサイトの章や部品を、ご自由にリンクしていただいくことを想定しております(ここでの章のように部品をインクルードするのは、Javascriptの制約から困難だと思いますが)。
しかし、上述のような理由により、予告なく随時に内容もファイル名も変更することがありますので、「Web教材テーマ一覧」をご確認くださいますよう、お願いします。
それでは不都合なときは、Webページを先生のサイトに取り込んでいただいても結構です。
いづれの場合も、ご連絡をいただく必要はありません。
私が浅学なため、あるいは不注意なために、教材のなかには誤りあるいは不適切な記述があるかもしれません。それによる責任は負いかねます。むしろ、そのような個所を発見されたときは、ご指摘いただくことを、ご利用の条件にさせていただきたいと存じます。
教材のなかには第三者の著作物からの引用があります(できるだけ出典を明記しているつもりです)。先生が私のWebページにリンクするだけでしたら、著作権で先生にご迷惑をおかけすることにはならないでしょう。逆に、このWebページをご自身のサイトに取り込む場合は、第三者著作物の部分に関しては、私は責任をとることができません。
第三者著作物ではないページに関しては、私に連絡なく、ご自由にダウンロードしてお使いになっていただいて結構ですし、再加工されてもかまいません。しかし、著作権を放棄したのではありませんので、授業(企業等での社内研修も含む)目的以外でご使用する場合には、通常のお手続きをおとりください。
このテキストは、このテキストをプロジェクタに投影して講義をする形式を想定しています。学生には(パソコン環境がないときには)、事前にプリントアウトして持参していることを想定しています。
科目によっては、各章末に「理解度チェック」があります。私は、第1問は学生が予習として行ってくることとし、第2問は、学生数が比較的少なく時間があれば、学生間での討議に用いたり、レポートのテーマにすることにしています。章末あるいは章中の「過去問題」あるいは「4択問題」があります。これは、情報処理技術者試験の午前問題を主にした(自作を含む)4択問題です。その一覧は「過去問題」にあります。
(基礎)科目での「小テスト、演習」とは、「過去問題」から10問程度を選択して出題しています。その成績は日常点として成績に反映させています。これは復習をさせるためです。単にテストをするだけでなく、小グループにわけて「模範解答」を作らせることにより、疑問を明確にしています。その後、さらに他の類似問題を提示して、確認させています。ここでは、これを「演習」としています。
(発展)での「小テスト」も同様です。「演習」がありませんが、(発展)科目(特に「情報技術以外の分野)では、学生が当事者になったつもりで考えることが重要だと思います。それで、テキストを事前に読んでくることを前提にして、授業では、なるべく「対話方式」(あなたはどう考えるか、テキストに対する反論はないかなど)を取り入れるようにしています(実は、学生の反応が不十分で、困っているのですが)。
「討論」の時間を設けている科目もあります。あらかじめ、小グループごとに課題を提示しておき、それを発表させ、他のグループから批判させるという方法にしています。特に、テキストとは異なる視点から検討するように注文しているのですが・・・。
実は、「情報技術」分野での(発展)科目は、担当した経験がありません。そのため、実際にどう運営してよいかはわからないでおります。
章によっては、章末外の「参考URL」から、他サイトの参考文献にリンクしています。
なお、あえてここでは紹介しませんでしたが、私が実務で体験した事項(非教科書的な主張も多い)については、「経営と情報に関する私の主張」があります。雑談のご参考にご利用ください。
その他、章中に多くのリンクがあります。各種図表、用語説明(他の部品へのリンク)、雑談用などに用いています。私は、これを板書きの代用として用いています。
これらの科目に類似した内容の教科書類をいくつか出版しております。教科書あるいは参考図書にご指定いただければ幸甚です。→「主な図書」
本科目は、ITパスポート試験(午前問題)のテクノロジ系の分野を取り扱っています。しかし、必ずしも同試験の受験を前提としたものではありません。非情報系(文系)の学生でもこの程度の情報技術に関する知識は必要です。
「ITパスポート・テクノロジ系」を初級としたとき、本科目は上級といえるものであり、同じ分野について、基本情報処理技術者試験を目的としたものです。「ITパスポート」と重複する部分は省略しています。
本科目と「ITパスポート」を、分野別に再整理して、通期科目とすることも考えられます。
本科目の目的は、ITパスポート試験、基本情報処理技術者試験午前問題のデータベースに関係する分野を扱います。
そのうち、SQL文法に関する部分では、Accessを用いて実習することにより理解を深めます。しかし、あくまでもSELECT文の理解のためであり、ソフトウェアとしてのAccessの実技能力を得るものではありません。そのため、Accessの機能のうち、SQL言語を直接用いる機能だけを利用しています。
本科目での説明や実習では、あらかじめ用意したデータベースを用います。「Accessの操作概要」からダウンロードして解凍してください。
基本情報処理技術者試験での小区分「応用数学」と「アルゴリズム」の範囲を扱います。ITパスポート試験対策として用いる場合は、■など範囲外の部分は、読み飛ばしてもよいでしょう。
基本的なアルゴリズムについて、基本情報技術者試験以上、専門科目未満の「お話アルゴリズム」レベルの知識を習得することを目的とします。理論的体系ではなく、ソート、サーチ、素数、数値解析など有名なアルゴリズムについて、いろいろな手法のプログラムを作成できる程度を目的としています。
学生が実際にコンピュータを用いてプログラムを作成するのには、かなりの時間がかかりますので、授業中に行うことは無理だと思うからです。いくつかの課題を与えてレポートを提出させることになります。その発表会を数回設けています。
「LANの基礎」および「インターネットの基礎」の知識をもつ人に、ネットワークの分野に関して、基本情報技術者試験以上ネットワークスペシャリスト未満のレベルの知識を得ることを目的にします。
市場分析やアンケート調査など、オフィス業務では統計処理が広く行われています。ところがオフィス業務に携わる人の多くは文系出身で、確率や統計の知識が少ないために、単純集計してグラフにする程度になっており、せっかくの重要な情報を得られないとか適切な判断ができない、しかもそれに気づいていないことがあります。文系の人にも、最低限の確率や統計に関する知識が求められます。その知識を得ることが、この科目の目的です。
統計や確率の処理を行うには、大量データを複雑な計算をする必要がありますが、EXCELなどの表計算ソフトには多様な関数が用意されています。それで、考え方を理解すれば、計算は簡単にできるようになりました。本科目では、理論と実務を同時に修得することができます。
情報処理技術者試験などで対象となる典型的なOR技法に限定して、関連概念を広範囲に取り上げます。
非専門学部の学生が実際にOR技法を実務に適用することは稀でしょうが、このような技法を知らないと、適切な意思決定ができず機会損失を被ることがあります。具体的な適用は専門家に依頼するとしても、
どのような局面でどのような技法が利用できるかを理解しておくことは重要です。本科目は、そのための基礎知識を得ることを目的としています。
このような分野では、実際にモデル化したり、計算したりすることが重要です。小テストでは、情報処理技術者試験などで出題された4択問題から出題して基本的な知識を確認し、演習では、宿題として提示した高度な問題の結果を検討することにします。
経営戦略→情報化戦略→個別システム調達→保守・運用に関する分野について、ITパスポート試験および基本情報技術者試験レベル(+α)の知識を得ることを目的としています。あくまでも経営者や利用部門からの視点であり、プログラムの作成や実装に関する分野は省略しています。
ITパスポート、基本情報技術者試験でのストラテジ系、マネジメント系の分野で積み残してきた分野を重点的に取り扱います。
過去問題の演習・解説を主とした授業になります。授業回数も少なく、この科目を独立した科目にするのは不適切だと思います。授業外での特別補講で行うか、部分的に他の授業に取り込むのが適切でしょう。
「経営と情報」のうち、特に企業の経営者の観点の分野を扱います。
第1回から第4回までは、企業経営におけるITの位置づけの歴史的変化と現状について考察します。歴史的考察は懐古趣味ではありません。現在問題になっていることが当時でも問題視されていたことを認識して、その解決にはITだけではなく経営全体として取り組むことが重要であることを認識する必要があるからです。また、多くの企業が、数十年以前に指摘されたIT活用の変革に十分に対応できていないことを認識するためです。
第5回から第8回までは、経営戦略や情報化戦略に関する基本的な知識です。その大部分は、「情報システム調達の基礎」の一部分と重複しています。
第9回以降は、経営者がITに特に関心をもつ、IT投資の費用対効果とIT推進組織について取り上げます。
「経営と情報」シリーズ
経営と情報1(経営戦略と情報化戦略)
経営と情報2(情報システムの調達)
経営と情報3(企業におけるIT活用)
1は最初に、2と3の順序は自由にしてよいでしょう。
「経営と情報」のうち、個別システムの調達に関する分野を、特に利用部門の任務の観点から考察します。とかく、情報システムの調達はIT部門の任務であると思われがちですが、役に立つIT活用をするためには、むしろ利用部門が重要な任務を担っているのです。
第2回から第4回までは、情報システム調達のプロセスを示し、そのなかで最も利用部門との関係が深い要件定義とテストのプロセスについて、それらの重要性と留意事項を考察します。そして、第5回では、それらの対応が不十分なことによるトラブル事例について討議します。
第6回と第7回では、「よい情報システム」とは環境変化に即応できるシステムであり、その解決の観点での情報検索系システムのEUC利用が効果的であることを示します。
第8回~第12回は、情報システムの調達手順を取り扱いますが、利用部門は直接にプログラム作成などを行うことは稀だし、ある程度以上の規模の情報システムでは社外開発するのが通常です。それで第8回と第9回では、利用部門が理解しておくべき最低限の知識をしめし、第10回と第11回では、外部調達に必要な事項を説明します。そして、最も重要になる工数や費用の見積もりを第12回で取り扱います。
近年は、自社仕様により情報システムを独自開発するのではなく、出来合いの情報システムを購入したりサービスを利用したりして、情報システムを利用する傾向があります。第13回でERPパッケージ、第14回でSaaSについて、その概要を理解します。
「経営と情報」シリーズ
経営と情報1(経営戦略と情報化戦略)
経営と情報2(情報システムの調達)
経営と情報3(企業におけるIT活用)
1は最初に、2と3の順序は自由にしてよいでしょう。
「経営と情報」のうち、本科目では企業でITがどのように活用されているかを学習します。それを通して、ITを効果的に活用するためには、IT部門だけでなく、経営者や一般部門の利用者が、IT活用に真剣に取り組むことが必要であることを理解します。
第1回と第2回で、企業での情報システムを利用者の視点での利用形態から、基幹業務系システム、情報検索系システム、コミュニケーションシステム(グループウェア)に区分して、それらの特徴を展望します。
第3回~第6回では、代表的な基幹業務系システムを理解します。情報システムの仕様を示すのではなく、経営の視点から、なぜそのような情報システムが必要になるのかを理解することを主な目的にします。
第7回~第9回は、EUCの分野、すなわち情報検索系システムとグループウェアについて理解します。EUCの分野での活用が企業収益に大きく貢献していること、その活用では、企業文化が大きく関係していることを理解します。
最近の情報システムは、社内に閉じたものではなく、企業間・対消費者との関連が強いシステムになっています。それに関して、第10回~第14回で扱います。
「経営と情報」シリーズ
経営と情報1(経営戦略と情報化戦略)
経営と情報2(情報システムの調達)
経営と情報3(企業におけるIT活用)
1は最初に、2と3の順序は自由にしてよいでしょう。
本科目では、情報化社会の光と影の問題について考えます。
第1回~第7回は「光」の面ですが、身の回りの社会生活の観点に関しては学生が認識しているので、企業や経済の観点を主にして考察します。第8回~第14回は「影」の部分で、第8回~第10回は「被害者にならないため」、第11章~第13回は「加害者にならないため」の事項です。これらも「怪しい添付ファイルを開くな」とか「他人の個人情報をWebページに掲載するな」などの個人としての留意事項は既に学生は十分に知っているので、法規・基準や企業での対策などを主にしています。
『教科書 情報と社会』日科技連出版社,2002年
(対象内容はほぼ同じなのですが、現在からみると、環境が大きく変化していますし、高校生を対象にしたような内容が多くあります。現在は、『教科書 情報と職業』と『教科書 情報倫理』の2分冊にしています。)
本科目は、情報教職課程の科目であり、将来、高校で情報教科を担当する学生を対象としていますが、一般の学生にも理解してほしい内容ですので、同課程以外の学生の履修も歓迎します。
本科目では,次の事項について理解することを目的にします。
『教科書 情報と職業』日科技連出版社,2008年
情報化社会には、反社会的情報やウイルスなど影の面があります。健全な情報化社会を構築するためには、自分が被害者になるだけでなく、知らずのうちに加害者になってしまうことを防ぐための心構えや対処方法を身につけることが大切です。
しかし、「安易に添付ファイルを開くな」とか「他人を誹謗した投書をするな」「他人の著作権を侵害するな」というようなことは、既に初等中等教育で取り扱っています。本科目では,さらに進んだ知識や考えかた,法律・基準、企業等の組織における対策などを中心に取り扱います。
本科目の内容は、単に知識を得るだけでなく、自ら考えることが必要です。
知識習得を効果的に行うために、各章末の「理解度チェック」を事前に予習しておき、「過去問題」(4択問題)を復習しておくことを求めます。小テストは、この過去問題から出題します。
自ら考えるために、「討議」を行います。事前にテーマを提示しますので、当日までに要旨をまとめておいてください。
『教科書 情報倫理』日科技連出版社,2008年
情報システムは広い分野に活用されています。企業での財務処理や商取引に情報システムが活用されるようになり、それに合わせて法律などの改定が必要になります。また、情報システムの開発に多くの人が関係するようになると、開発や運用に関する取引・契約について基準を設ける必要があります。
情報システムは、企業内の合理化手段だけでなく、社会活動の基盤になっていました、情報システムの信頼性が崩れると社会全般に大きな影響を与えます。また、インターネットの普及により、犯罪や反社会的な行為も増大しています。安心・安全な情報化社会を構築するためには、多様な法的対策が必要になります。
そのような理由により、情報システムに関して多様な法律や基準が策定されています。ここでは、それらを総合して解説します。なお、IT基本法およびIT戦略本部による国のIT推進政策に関しては、ここで扱う内容とややずれており、他の多くのシリーズで取り扱っていますので、ここでは省略します。