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ワークフロー管理システム 選択問題


  1. 電子稟議,電子決済に最も関係がある情報システムはどれか。
     ア サプライチェーン・マネジメント イ データウェアハウス
     ウ ナレッジ・マネジメント     エ ワークフロー管理システム

    【解答】

    正解:エ

    アは×。サプライチェーン・マネジメント:供給に関係する企業が情報を共有化することにより、物流在庫削減、納期短縮を図る
    イは×。データウェアハウス:情報検索系システム
    ウは×。ナレッジ・マネジメント:知識の共有化による組織の創造性向上
    エは○。ワークフロー管理システム:業務の流れをシステム化

  2. ワークフロー管理システムの説明として、最も不適切なものはどれか。
     ア 起案から決裁までのプロセスをシームレスにシステム化する。
     イ 組織の壁を超えた情報の伝達・共有化に役立つ。
     ウ 意思決定の迅速化に役立つ。
     エ 電子メールに多様なルールや機能を追加することにより実現できる。

    【解答】

    正解:イ

    イはグループウェア、ナレッジ・マネジメント
    参照:「ワークフロー管理システム」

  3. ワークフロー管理システムに関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

    • ア ワークフロー管理システムとは、日常的に繰り返される業務よおりも、業務の流れが突発的に変更される業務に適用するのが適切である。
    • イ ワークフロー管理システムは、電子メールの機能に、転送の自動化、本文・添付ファイルの標準化、電子署名、転送の自動化など多様な機能を付加した形態であり、グループウェアの発展形態だといえる。
    • ウ ワークフロー管理システムの導入により、申請書や稟議書などが電子化されるので、ペーパーレスを進めることができる。
    • エ ワークフロー管理システムでは、稟議等の手続きから基幹業務系システムへのデータ入力まで、シームレスにシステム化できる。

    【解答】

    正解:ア

    ワークフロー管理システムは電子申請や電子稟議など、手順が決まっている業務に適用しやすい。
    参照:「ワークフロー管理システム」

  4. ワークフロー管理システムに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア ワークフロー管理システムの導入により、稟議の承認ルールがシステム化して自動化できるので、稟議制度そのものが不要になる。
    • イ 稟議において、複数部門の合議が必要な場合、ワークフロー管理システムの利用により、並行決済ができるので、稟議プロセスが短縮化される。
    • ウ 社外との契約文書などでは正式文書であることを証明するために電子署名が必要であるが、ワークフロー管理システムは社内でクローズしたシステムなので、電子署名は不要である。
    • エ 市販のワークフロー管理システムのソフトウェアでは、そのソフトウェア内で完結されているので、基幹業務系システムでのデータを検索する場合には、それに関係する基幹業務系システム全体を、ワークフロー管理システムのソフトウェアで再構築する必要がある。

    【解答】

    正解:イ

    アは×。稟議プロセスを支援するものであり、不要にするものではない
    イは○。電子文書では同一文書に複数の決済者が同時に押印(電子署名)することができる
    ウは×。内部での不正防止、会計監査のために決済者の押印が必要
    エは×。読み書きのインタフェースを合わせるだけでよい
    参照:「ワークフロー管理システム」