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CIO

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CIOの定義、任務、能力、設置状況


CIO(Chief Information Officer)とは、情報担当役員、最高IT責任者のことです。
 CIOの任務は、経営とITの橋渡しをすることです。ITは経営戦略の一環として開発・運用されなければなりません。また、ITの有効活用は経営に大きな影響を与えるので、ITの発展動向を認識して経営戦略に適切に反映させることが必要です。
 経営の立場からITをマネジメントすることをITガバナンスといいます。ITが経営戦略に深く関係するようになるにともない、ITガバナンスの確立がますます重要になってきました。そのITガバナンスをつかさどるのがCIOです。
 CIOが必要であることは、1980年代後半にSISの概念が普及した頃からいわれてきました。現在では(特に大企業では)、CIOの職制を持つ企業が増えています。そして、CIO(特に専任のCIO)がおり活躍している企業では、IT投資への満足度が高くなっています(統計資料)

CIOに必要な知識・能力
CIOは経営とITの橋渡しをするのが任務ですから、経営とITの双方にわたる高度な知識・能力が求められます。→参照:「CIOに必要な83の能力」 (kj1-cio-nouryoku83)
この場合のIT知識・能力とは、パソコンが使えるとかプログラムが書けるということではありません。
 ・ITの活用動向をウオッチして、自社の経営に役立つかどうかを判断できる能力
 ・IT投資の費用対効果を把握して、適切な判断ができる能力
    システム開発プロセスの理解、費用発生のメカニズムの理解が必要
 ・プロジェクトを成功させる能力、リスクマネジメントの能力
などが重要なのです。
CIOに必要な資質
経営者、IT部門、利用部門など関連部門が多いので、コミュニケーション能力、説得力などが求められます。
CIOの社内地位
CIOは、経営戦略策定に影響力をもつ必要があります。また、利用部門にも強い影響力をもつ必要があります。それで、最高意思決定機関のメンバーであることが望まれます。一般に大企業では常務以上の地位が適切です。
中小企業では、社長が独占的権力をもつことが多いので、社長がCIOになるべきだといわれています。

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