情報検索系システム、DSS、データウェアハウス、基幹業務系システムとの比較
情報検索系システムとは、基幹業務系システムで収集蓄積したデータを,エンドユーザが利用しやすい形式のファイルにして公開し,エンドユーザが簡易ツールにより,任意の切り口で検索加工できるようにした利用形態です。
情報検索系システムは,1970年代のDSSから始まり,1980年代を通して急速に普及してきました。そして、1990年代には、データウェアハウスの概念へと発展してきました。
基幹業務系システムでは定例的(決まったとき)に、定型的な処理(決まった処理)をするのが特徴ですが、それではエンドユーザのニーズに応えられません。「必要なときに、必要な情報を入手できる」ことを目的とした、情報検索系システムが必要になるのです。
基幹業務系システムに対して,情報検索系システムには次のような特徴があります。
基幹業務系 情報検索系
運用者 情報システム部門 エンドユーザ
利用頻度 定例的・定型的 アドホック(非定例的・非定型的)
目的・要件 効率性・正確性 有効性・使いやすさ
対象・処理 網羅的画一処理 重点的多様処理
データ更新 更新が中心 更新はしない