問1
キャッシュメモリと主記憶との間のブロックの置換方式にLRU方式がある。この方式で置換えの対象になるブロックはどれか。
ア 一定時間参照されていないブロック
イ 最後に参照されてから最も長い時間が経過したブロック
ウ 参照頻度の最も低いブロック
エ 読み込んでから最も長い時間が経過したブロック
キャッシュでも仮想記憶でのページングでも同じ。
アは×。NRU(Not-Recently Used)
イは○。LRU(Leaset Recently Used)
ウは×。名称不明
エは×。FIFO (First-In first-Out) 先入れ先出し
問2
コンピュータシステムの起動時に、磁気ディスクからOSをロードして動作準備を整える機能はどれか。
ア インプットリーダ イ スケジューラ ウ ブーストラップ エ リンケージローダ
スケジューラは実行待ちになっているタスクのうちから、優先順位をつけて順番を決める機能
問3
3層クライアントサーバシステムを構成する各層を、クライアント側に近い順に並べたものはどれか。
ア ファクション層、データベースアクセス層、プレゼンテーション層
イ ファクション層、プレゼンテーション層、データベースアクセス層
ウ プレゼンテーション層、データベースアクセス層、ファクション層
エ プレゼンテーション層、ファクション層、データベースアクセス層
問4[su05-03]
あるクライアントサーバシステムにおいて、クライアントから要求された1件の検索を処理するために、サーバで平均100万命令が実行される。1件の検索につき、ネットワーク内で転送されるデータは、平均200kバイトである。このサーバの性能は100MIPSであり、ネットワークの転送速度は80Mビット/秒である。このシステムにおいて、1秒間に処理できる検索要求は何件か。ここで、処理できる件数は、サーバとネットワークの処理能力だけで決まるものとする。
ア 50 イ 100 ウ 400 エ 800
1件 性能 1秒あたりの処理件数
CPU処理 100万命令 100MIPS=100×百万命令/秒 100件/秒
ネットワーク 200kバイト 80Mビット/秒=10Mバイト/秒 50件/秒(ネック)
問5
磁気ディスクのレコードを、乱呼び出しで検索するプログラムがある。このアクセス時間の大部分は、位置決め時間と回転待ち時間と転送時間からなり、同一ブロック内の複数レコードを同時に乱呼び出しで検索することはない。ブロック長と検索時間の関係に関する説明のうち、適切なものはどれか。ここで、位置決め時間と回転待ち時間はブロック長に依存しないものとする。
乱呼び出し→検索するデータを直接読み込む→1回の読み込みだけでよい。
1回のread命令で1ブロックを読み込む。
ブロック長が大きい。→1回に多くのデータを読み込む。→時間がかかる。
→ウが正解
エは×。同一ブロック内の複数レコードを同時に検索しないという前提
ア・イ・ウは互いに背反→ア・イは×
問6
2台のプリンタがあり、それぞれの稼働率が0.7と0.6である。この2台のいずれか一方が稼働していて、他方が故障している確率はいくらか。ここで、2台のプリンタの稼働率は独立に定まり、プリンタ以外の要因は考慮しないものとする。
ア 0.18 イ 0.28 ウ 0.42 エ 0.46
稼働率0.7のほうが稼働、稼働率0.6のほうが故障である確率
=0.7×(1-0.6)=0.28
稼働率0.7のほうが故障、稼働率0.6のほうが稼働である確率
=(1-0.7)×0.6=0.18
従って、求める確率=0.28+0.18=0.46
参照:「システムの信頼性」(hs-shinraisei)
問7[su07-06]
2.4GHz帯の電波を利用し、半径10mの範囲で1Mビット/秒程度までの通信速度を実現する無線技術はどれか。
ア Bluetooth 1.0 イ IEEE 802.11b ウ IEEE 802.11g エ IrDA
IrDA:赤外線を利用した近距離のデータ通信
Bluetooth 1.0:数m程度の機器間接続に使われる短距離無線通信
IEEE 802.11b:無線LANの規格、2.4GHz帯、11Mbps、50m~100m
IEEE 802.11g:無線LANの規格、2.4GHz帯、54Mbps
問8[su05-17]
10Mビット/秒のLANで接続された4台のノード(A,B,C,D)のうち,2組(AとB,CとD)のノード間で次のファイル転送を行った場合、LANの利用率はおよそ何%か。ここで、転送時にはファイルサイズの30%に当たる各種制御情報が付加されるものとする。また、LANではリピータハブが使用されており、衝突は考えないものとする。
1回当たりのファイルサイズ: 平均1000バイト
ファイルの転送速度: 平均60回/秒(1組当たり)
ア 2 イ 6 ウ 10 エ 12
1回の転送量=1,000×1.3=1,300バイト→10,400ビット/回
1秒間の転送頻度=60回/秒×2組=120回/秒
1秒間の転送量=10,400ビット/回×120回/秒=1.2Mビット/秒
LANの効率=1.2Mビット/秒÷10Mビット/秒=0.12→12%
問9[su05-18]
図のネットワークで,数字は二つの地点間で同時に使用できる論理回線の多重度を示している。X地点からY地点までには同時に最大いくつの論理回線を使用することができるか。

ア 8 イ 9 ウ 10 エ 11
問10[su05-06]
ソフトウェア開発に用いられるリポジトリシステムは、メタデータを管理するためのある種のDBMSである。一般のDBMSでは不要だが、リポジトリシステムでは必須の機能として、適切なものはどれか。
ア 格納したデータに対する照会機能
イ 格納したデータについてのバージョンを管理する機能
ウ 多数の端末から入力されるデータ間の整合性を保証するための同時実行制御機能
エ データごとの更新・照会操作の権限を管理する機能
アはSQLなど。ウは排他制御ともいう。エはアクセス制御
これらは一般のDBMS(データベース管理システム)に必要な機能
問11
XMLの要素に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア 開始タグは必須だが、終了タグは省略してよい。
イ 要素の中に子要素を持つことができる。
ウ 要素は必ず内容を持つ。
エ 要素名に大文字と小文字の区別はない。
HTMLに比べてXMLの文法は厳格
ア・エはHTMLの特徴
イ・ウはHTMLでも同様
参照:「XMLの例」(
nw-xml-rei)、
「XHTML」(
nw-xhtml)
問12
システム開発の外部設計工程で行う作業はどれか。
ア 物理データ設計 イ プログラム構造化設計 ウ 要件定義 エ 論理データ設計
基本計画=要件定義
外部設計=論理データ設計
内部設計=物理データ設計
内部設計、プログラム設計=プログラム構造化設計
参照:「システム開発のライフサイクル」(
kj2-life-cycle)
問13[su05-07]
ソフトウェアの再利用技術のうち、リバースエンジニアリングを説明したものはどれか。
ア 既存のプログラムから、そのプログラムの仕様を導き出す技術である。
イ 既存のプログラムから導き出された仕様を修正して、新規プログラムを開発する技術である。
ウ 既存のプログラムを部品化し、それらの部品を組み立てて、新規プログラムを開発する技術である。
エ クラスライブラリにある既存のクラスを再利用しながら、新規プログラムを開発する技術である。
リバース=逆,2つの意味
ソースプログラム→ロジック(開発プロセスの逆)
ロードプログラム(実行機械語)→ソースプログラム
問14
ソフトウェアの要件定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
アは○。
イは×。状態遷移図
ウは×。制御フロー図
エは×。DFD
問15
安全性や信頼性について、次のような観点でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。
「不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに比べて、より多くのデータチェックの機能を組み込む。プログラムを使用するときの前提条件を文書に書いておくだけでなく、その前提を満たしていないデータが実際に入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を促すようにプログラムを作る。」
ア フールプルーフ イ フェールセーフ ウ フェールソフト エ フォールトレラント
フールプルーフ:誤操作を起こさせない工夫(バカ防止)
フェールセーフ:障害の影響範囲を最小限に,安全側に制御
フェールソフト:性能の低下は仕方ないが必要な機能維持によりシステム全体停止を回避
フォールバック:障害発生装置を切り離して機能低下状態で稼動
フォールトトレラントシステム:多重化による信頼性向上
参照:「フェイルセーフなど」(hs-failsafe)
問16
ソフトウェアの再利用に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
アは×。粒度が小→多くの部品を呼び出す→開発工数大
イは○。再利用に適した考慮が必要
ウは×。インセンティブ(動機付け)。マンネリに
エは×。粒度により、利用できる部品の数と開発工数が変化
参照:「部品化と再利用」(kj2-buhinka)
問17[su05-11]
ソフトウェアの開発規模と開発工数の関係を表すグラフはどれか。

開発工数は開発規模の指数乗に比例する
各要素間の組合せ数が急激に増大。関係が複雑になる
参照:「システム規模と工数把握技法」(kj2-kousu)
問18
ソフトウェア開発組織の活動状態のうち、プロセス成熟度モデルにおけるプロセス成熟度が最も高いのはどれか。
ア 実績が定量的に把握されており、プロセスが組織的に管理されている。
イ スケジュールと予算は、統計的に容認できる範囲内に収まっている。
ウ プロセスが明文化されていて、組織内のすべての人がそれを利用している。
エ プロセスそれ自体を改善していくための仕組みが規定されている。
アはレベル4(管理されている)
イはレベル2(繰り返し可能)
ウはレベル3(定義されている)
エはレベル5(最適化されている)
参照:「経営の成熟度」(
std-seijukudo)
問19
エンドユーザへの障害対策窓口としてヘルプデスクを設置した。報告された障害の根本的な原因は不明であるが応急措置を必要としているとき、ヘルプデスクが受付・記録の後に行う手順のうち、最も適切なものはどれか。
ア 応急措置→事象の確認→原因究明への優先度設定→原因究明と問題解決
イ 原因究明への優先度設定→応急措置→事象の確認→原因究明と問題解決
ウ 原因究明への優先度設定→事象の確認→応急措置→原因究明と問題解決
エ 事象の確認→応急措置→原因究明への優先度設定→原因究明と問題解決
事象の確認せずに措置したら適切な措置ができない。
ともかく応急措置をして、それから原因を。
問20[ad032-43、su05-12, ad072-38]
データベースのロールバック処理を説明したものはどれか。
ア 更新後ジャーナルを用いて、トランザクション開始後の障害直前の状態にまでデータを復旧させる。
イ 更新後ジャーナルを用いて、トランザクション開始直前の状態にまでデータを復旧させる。
ウ 更新前ジャーナルを用いて、トランザクション開始後の障害直前の状態にまでデータを復旧させる。
エ 更新前ジャーナルを用いて、トランザクション開始直前の状態にまでデータを復旧させる。
障害発生時 ジャーナル 復旧状態
ロールフォワード 更新後 更新後 更新後
ロールバック 更新中 更新前 更新直前
参照:「データベースの基礎」(
db-kiso)
問21
運用テスト時にユーザ部門が実施すべき事項はどれか。
ア 処理されたデータによってソフトウェアの機能を確認する。
イ 処理能力の測定を行う。
ウ 用意された運用マニュアルが適切であることを確認する。
エ 利用者管理のためのアクセス制御の機能を確認する。
アは×。システムテスト
イは×。性能テスト
ウは○。利用者が確認する必要
エは×。セキュリティ管理者
参照:「テストの方法」(
kj2-test-kiso)
問22
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)では、利用部門が業務要件に合わせて必要なITサービスをいつでも利用できるように、運用管理部門の管理業務プロセスとして可用性管理を定義している。可用性管理プロセスの業務に該当するものはどれか。
ア ITサービスが中断した際の迅速な対応と復旧
イ ITサービスに必要なサーバの処理能力の確保
ウ 障害の予防
エ 利用部門からの問合せへの対応
ITILを知らなくても、可用性=いつでも使える状態→障害の予防
○ITIL:運用に関する標準
サービスサポート:日常的なシステム運用およびユーザーサポート
サービスデスク:→エ
インシデント管理:インシデントの局所化・回復の迅速化
問題管理:根本的原因を突き止める
変更管理:IT環境変更の標準手法
リリース管理:新ソフトの提供
構成管理:ハード・ソフトの管理
サービスデリバリ:中長期にシステム運用管理に関する計画と改善
サービスレベル管理:ITサービスの品質を定量的に規定
可用性管理→ウ
キャパシティ管理→イ
ITサービス財務管理:ITとビジネスの財務的なバランス
ITサービス継続性管理→ア
参照:「ITサービスマネジメントとITIL」(
std-itil)
問23[su05-13]
セキュリティ対策を強化すると、対策費用は増加するがリスク費用は減少する。表に示すセキュリティ対策のうち、最も経済的なものはどれか。ここで、リスク費用とは対象となるセキュリティ対策をとらないことによって発生しうる損失の推定額を表す。
(単位:万円)
セキュリティ対策 対策費用 リスク費用
対策1 200 500
対策2 300 250
対策3 400 200
対策4 700 100
ア 対策1 イ 対策2 ウ 対策3 エ 対策4
セキュリティ対策 対策費用 リスク費用 合計
対策1 200 500 700
対策2 300 250 520 最小
対策3 400 200 600
対策4 700 100 900
参照:「情報セキュリティの対策費用と被害損失」(sec-taisaku-higai)
問24[ad072-42]
図に示す構成のソフトウェア利用者向けマニュアルで、チュートリアルに記載すべき内容はどれか。
序文
始めるに当たって
チュートリアル(導入手引)
リファレンス(参照ガイド)
付録
用語解説
索引
アは×。「リファレンス」
イは○。チュートリアル≒入門書
ウは×。「序文」
エは×。「始めるに当たって」
問25
あるプレゼンテーションにおいて、次の順序で話を展開した。このような話の展開順序の方法を何というか。
ア 因果的順序法 イ 演繹的順序法 ウ 起承転結型順序法 エ 帰納的順序法
因果的順序法:物事の因果関係から話を進める
演繹的順序法:大前提→小前提→結論の三段論法で展開
起承転結型順序法:起「問題提起」→>承「現状分析」→>転「展開」→>結「結論」
帰納的順序法:個々の具体的事例→一般的な原理や法則、結論
問26
暗号方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
アは×。共通鍵:送信側と受信側が共通鍵
イは○。
ウは×。暗号化鍵を公開
エは×。送信者の秘密鍵で署名
参照:「共通鍵暗号方式」(
sec-angou-kyoutu)、
「公開鍵暗号方式」(
sec-angou-koukai)
問27
電子メールで用いるディジタル署名に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 電子メールの内容の改ざんを防ぐことはできないが、改ざんが行われた場合には検知できる。
イ 電子メールの内容の改ざんを防ぐことはできるが、機密性を保証することはできない。
ウ 電子メールの機密性を保証することはできるが、改ざんを防ぐことはできない。
エ 電子メールの機密性を保証すると同時に、改ざんが行われた場合に修復できる。
デジタル署名
・送信者は送信者の秘密鍵を持っている
・途中で改ざんされていない
参照:「ハイブリッド暗号方式」(
sec-angou-hybrid)
問28[su05-29]
ISMS適合性評価制度における情報セキュリティポリシに関する記述のうち、適切なものはどれか。
アは○。自社の環境に即したポリシーであること。他社のコピーでは不可
イは×。公開して徹底することが大切
ウは×。状況に合わせて変更するべき
エは×。情報資源全般を対象にする。事業所単位ではなく全社で審査
参照:「セキュリティポリシー」(
sec-isms-policy)
問29
情報システムのリスクマネジメントに関する記述のうち、適切なものはどれか。
アは×。インシデント(リスク)
イは×。これは脅威の分類。脆弱性=CIA
ウは○。
エは×。算定されたリスクを与えられたリスク基準と比較するプロセス
参照:「脅威、脆弱性、リスク、インシデント」(
sec-risk-incident)、
「リスクの大きさと受容リスク」(
sec-risk-ookisa)
問30[su05-30]
情報漏洩に関するリスク対策のうち、リスク回避に該当するものはどれか。
ア 外部の者が侵入できないように、入退室をより厳重に管理する。
イ 情報資産を外部のデータセンタに預ける。
ウ 情報の重要性と対策費用を勘案し、あえて対策をとらない。
エ メーリングリストの安易な作成を禁止し、不要なものを廃止する。
アは損失制御,イは移転,ウは保有,エは回避
参照:「リスク・コントロールとリスク・ファイナンス」(sec-control-finance)
問31
コンテンジェンシープランにおける留意点はどれか。
コンテンジェンシープラン=事業継続計画(BCP/BCM)
アは○。過剰対策は経営を圧迫する
イは×。事業継続に重要な情報はすべて対象
ウは×。災害から守るためには遠隔地保存
エは×。予防よりも復旧を重視
参照:「事業継続計画(BCP/BCM)」(
std-bcp-gaiyou)
問32
共通フレーム98(SLCP-JCP98)は、システム開発作業を「JIS X 0160」に基づいて3階層構成で定義している。この3階層を列記したものはどれか。
(現在、共通フレーム2007(SLCP-JCP2007)になっているが、本問はこのまま使える)
ア システム、サブシステム、プログラム
イ ジョブ、タスク、プロセス
ウ プレゼンテーション、ネットワーク、セション
エ プロセス、アクティビティ、タスク
「プロセス>アクティビティ>タスク」は多くの基準に共通
参照:「共通フレーム2007」(std-kyotu-frame)
問33[su05-38]
UCS-2(Unicode)を説明したものはどれか。
ア 主にUNIXで使用するコード体系であり、英数字は1バイト、漢字は2バイトで表現する。
イ 現在、多くのパソコンで使用するコード体系であり、英数字は1バイト、漢字は2バイトで表現する。
ウ すべての文字を1バイトで表現するコード体系である。
エ すべての文字を2バイトで表現するコード体系であり、多くの国の文字体系に対応できる。
アは×。EUC
イは×。シフトJISコード
ウは×。ASCIIコード
参照:「データの内部表現(文字列)」(hs-naibu-moji)
問34[ad041-60]
インターネットで電子メールを送る場合には,本文に使用する文字に注意する必要がある。文字化けの可能性があるので使用を控える方がよい文字はどれか。
ア α β γ δ ε ζ η θ ι κ などのギリシア文字
イ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ などの丸付き数字
ウ ☆ ★ ○ ● ◇ ◆ □ ■ △ ▲ などの一般記号
エ ∈ ∋ ⊆ ⊇ ⊂ ⊃ ∪ ∩ ∧ ∨ などの学術記号
OS間でコードが異なる「機種限定文字」
参照:「データの内部表現(文字列)」(hs-naibu-moji)
問35[su05-39]
JANコードの特徴はどれか。
ア 13桁の標準バージョンと8桁の短縮バージョンがある。
イ JISに制定され日本だけで適用するコード体系である。
ウ 商品の価格を示す5桁のコードがある。
エ チェックディジットをもたないコード体系である。
13桁=国コード(2)+メーカーコード(5)+商品コード(5)+チェックディジット(1)
8桁では商品コードが1桁
ウは×:PLUで価格を知る
イは×:UPCやEANと共通
参照:「JANコード」
(kj3-code-jan)
問36
M&A(Merger and Acquisition)を説明したのはどれか。
アは×。コアコンピタンス
イは○。M&A:企業の合併・買収。企業提携を含むこともある
ウは×。PPM
エは×。ベンチマーキング
問37[su05-42]
アンケートの結果をフィードバックすることによって,図のように整理する方法はどれか。

ア デルファイ法 イ マトリックス法 ウ ミニマックス法 エ モンテカルロ法
問38
コーポレートガバナンスを説明したものはどれか。
アは×。環境会計
イは×。社会貢献、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)
ウは○。コーポレートガバナンス=企業統治=ステークホルダーへの説明責任
ステークホルダー:関係者(株主、取引先、銀行、行政、社会、従業員・・・)
エは×。(経営状況)情報公開
問39[sd03-36、su05-44]
部品や資材の調達から製品の生産、流通、販売までの、企業間を含めたモノの流れを適切に計画・管理し、最適化して、リードタイムの短縮、在庫コストの削減などを実現しようとする考え方はどれか。
ア CRM イ ERP ウ MRP エ SCM
SCM(Supply Chain Management)問題文の通り
→参考:「サプライチェーン・マネジメント」(kj3-scm-x)
CRM(Customer Relationship Management)顧客満足を実現することによる競争力強化
→参考:「SFAとCRM」(kj3-sfa-crm)
ERP(Enterprise Resource Planning)全社的経営資源の最適化。ERPパッケージ
→参考:「ERPパッケージ」(kj2-erp)
MRP(Material Requirement Planning)資材所要量計画
→参考:「MRP」(kj3-seizogyo-mrp)
問40
改善の効果を定量的に評価するとき、定性的な評価項目を定量化する方法として重みづけ総合評価法がある。評価項目の重みを、省力化を4点、期間短縮を3点、資源削減を3点とした場合、優先すべき改善案はどれか。
評価項目
省力化 期間短縮 資源削減
改 案1 6 5 6
善 案2 8 5 4
案 案3 2 9 7
案4 5 5 6
ア 案1 イ 案2 ウ 案3 エ 案4
省力化 期間短縮 資源削減 効果合計
案1 6×4=24 5×3=15 6×3=18 57
案2 8×4=32 5×3=15 4×3=12 59 最大
案3 2×4= 8 9×3=27 7×3=21 56
案4 5×4=20 5×3=15 6×3=18 53
参照:「IT投資の列挙法による評価」(kj1-toushi-rekyo)
問41
デリバティブを説明したものはどれか。
ア 金利リスク、為替リスクなどの、将来の不確実性に伴うリスクを回避すること
イ 先物、スワップ、オプションなどの金融派生商品のこと
ウ 新株予約権が付いている社債の社債部分のこと
エ 取引が貸借対照表と損益計算書のどちらにも記載されていないこと
アは×。ヘッジ:変動から生ずるリスクを回避
イは○。
ウは×。新株予約権付社債(以前は転換社債といった)
エは×。簿外取引
金融派生商品(スワップ・先物・オプション等)
先物外国為替取引
与信関連のオフバランス取引
問42
製造原価明細書から損益計算書を作成したとき、売上総利益は何千円か。
ア 150 イ 200 ウ 310 エ 450
当期総製造原価=400+300+200=900
当期製品製造原価=当期総製造原価+期首仕掛品棚卸高-期末仕掛品棚卸高
=900+150-250=800
売上原価=期首製品棚卸高+当期総製造原価-期末製品棚卸高
=120+800-70=850
売上総利益=売上高-売上原価
=1,000-850=150・・・ア
参照:「財務・会計の基礎」(
kj-kaikei-kiso)
問43[sd03-38]
20万円で購入したパソコンを3年後に1万円で売却したとき、固定資産売却損は何円か。ここで、耐用年数を4年、残存価額を取得価額の10%として、定額法で償却計算をするものとする。
ア 40,000 イ 45,000 ウ 55,000 エ 65,000
定額償却:減価償却額=(取得価額-残存価額)/耐用年数
=(20-2)/4=4.5[万円]
償却額 残存価格
1年目 4.5 20.0-4.5=15.5
2年目 4.5 15.5-4.5=11.0
3年目 4.5 11.0-4.5= 6.5[万円](残存簿価)
固定資産売却損=残存簿価-処分価額=6.5-1.0=5.5[万円]
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問44
表の事業計画案に対して、新規設備投資に伴う減価償却費(固定費)の増加1,000万円を織り込み、かつ、売上総利益を3,000万円とするようにしたい。変動費率に変化がないとすると、売上高の増加を何万円にすればよいか。
売上高 20,000(万円)
売上原価
変動費 10,000
固定費 8,000
計 18,000
売上総利益 2000
ア 2,000 イ 3,000 ウ 4,000 エ 5,000
売上高=(固定費+売上総利益)/(1-変動費率)
変動費率=現行変動費/現行売上高=0.5
固定費=8,000+1,000=9,000
売上総利益=3,000
を代入
売上高=(9,000+3,000)/(1-0.5)=24,000
売上高の増加=24,000-20,000=4,000(万円)
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問45
株主からの出資と過去からの損益の業績の合計である資本が、どれだけの利益を生み出しているかを示す指標はどれか。
ア IRR(Internal Rate of Return) イ PER(Price Earnings Ratio)
ウ ROA(Return On Assets) エ ROE(Return On Equity)
IRR(内部収益率):複利計算による投資収益率(利益=となる金利)、DCF法
PER(株価収益率):株価/EPS
EPS=1株当たりの税引後の最終利益=当期純利益/発行済株数
ROA(総資産利益率):当期純利益/総資産
ROE(株主資本利益率):当期純利益/株主資本(貸借対照表の資本)
問46[ad071-69]
ワークサンプリング法を説明したものはどれか。
IE(インダストリアル・エンジニアリング)での作業測定の方法
直接測定法
時間測定法:(ア)
ワークサンプリング:(イ)
間接測定法
PTS(Predetermined Time Standard Sysytem):人間の動作の標準時間
WF(Work-Factor Plan):(ウ)
標準資料法:(エ)
問47
品質管理における検査特性曲線(OC曲線)は、通常、横軸にロットの不良率を、縦軸にはロットの合格の確率を目盛ったものである。大きさNのロットから、大きさnのサンプルを抜き取り、このサンプル中に見いだされた不良個数が合格判定個数c以下のときはロットを合格とし、cを超えたときはロットを不合格とする。
Nとnを一定にしてcを0,1,2と変えたときの、OC曲線の変化の傾向を表す図はどれか。

OC曲線(Operating Characteristic Curve)
抜取り検査でロットの不良率と検査方法によるロットの合格する確率を図示したもの

図で不良率がpのとき、合格確率はq
合格判定個数cが小→合格条件が厳しい→qは小さくなるはず・・・ア・エは×
その関係はpの大小には関係しない・・・ウ・eは×
問48
発生した故障について、発生要因ごとの件数の記録を基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
ア 特性要因図 イ パレート図 ウ マトリックス図 エ 連関図
上位を占める→大きい順に並べる→パレート図
参照:「グラフ」(
kj-graph-kiso)
問49
表の条件で、1回の発注量を40個とする場合を、1回の発注量を100個とする場合と比べたとき、仕入、発注、保管に必要な年間総費用はどうなるか。ここで、在庫は一定の割合で減少し、在庫がなくなると同時に入荷するものとする。
年間発注量 400個
仕入単価 5万円
1回当たりの発注費 2万円
1個当たりの年間保管費用 1万円
大口発注割引 仕入額の10%
(1回の発注量100個以上)
ア 200万円安い イ 182万円安い ウ 182万円高い エ 200万円高い
発注量40個 発注量100個
購入費用 5×400=2000万円 5×0.9×400=1800万円
平均在庫 40/2=20個 100/2=50個 (平均在庫=発注量/2)
保管費用 1×20=20万円 1×50=50万円
発注回数 400/40=10回 400/100=4回
発注費用 2×10=20万円 2×4=8万円
総費用 2000+20+20 1800+50+8
=2040万円 =1858万円
「発注量40個」-「発注量100個」
=2040-1858=182万円
参照:「経済的発注量の概要」(
or-zk-gaiyou)
問50
製品X、Yを1台製造するのに必要な部品数は、表のとおりである。製品1台当たりの利益がX、Yともに1万円のとき、利益は最大何万円になるか。ここで、部品Aは120個、部品Bは60個まで使えるものとする。
X Y
A 3 2
B 1 2
ア 30 イ 40 ウ 45 エ 60
線形計画法
3X+2Y≦120
1X+2Y≦ 60
1X+1Y→最大

解:X=30、Y=15のとき、目的関数=45
参照:「線形計画法の定式化と図式解法」(
or-lp-zushiki)
問51[su05-46][su02-41]
Webページの著作権に関する記述のうち、適切なものはどれか。
アは×。営利目的・非営利目的に関係なく著作権の侵害になる。
→参照:「著作権の概要」(std-chosakuken-souron)
イは×。フリーウェアでも作成者が著作権を有する。
ウは×。データそのものは,作成手段とは無関係である。
著作権は作成した時点(試用期間中)で発生する。
→参照:「購入ソフトウェアと著作権」(std-chosakuken-kounyu-soft)
エは○。創作性のあるデータベースである。
→参照:「プログラムと著作権」(std-chosakuken-program)
問52
トレードシークレット(営業秘密)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
参照:「不正競争防止法」(std-huseikyousou)
問53
次の三つの条件を満たす契約はどれか。
・役務を提供する側に仕事を完成して引き渡す責任はない。
・作業にために必要な労働に対する指揮命令は役務を提供する側が行う。
・作業場所の制約は特にない。
ア 請負契約 イ 出向契約 ウ 準委任契約 エ 派遣契約
| 請負 | 準委任 | 派遣 | 出向 | |
|---|---|---|---|---|
| 契約内容 | 業務一括引受、 結果に対して報酬 |
業務処理の一任、 善管注意義務 |
派遣先の命令 指揮下への従事 |
出向先の命令 指揮下への従事 |
| 命令指揮 | 受託者 | 受託者 | 派遣先(発注者) | 出向先 |
| 対価支払 | 原則一括支払 | 時間(工数) | 時間(工数) | 給与(契約) |
| 完成責任 | あり | なし | なし | なし |
| 瑕疵担保責任 | あり | なし | なし | なし |
| 作業場所 | 任意(請負元) | 任意 | 派遣先 | 出向先 |
参照:「労働者派遣法」( std-chakenhou)、 「請負、委任、派遣」( std-keiyaku-shurui)
問54
ソフトウェア開発を下請業者に委託する場合、下請代金支払遅延等防止法で禁止されている行為はどれか。
下請代金支払遅延等防止法:下請企業に圧力をかけて支払を遅延させたり、支払代金を引き下げる行為を禁止
アは×。禁止するのは困難。請求後遅延なく支払えばよい
イは○。下請への支払はユーザとは無関係
ウは×。発注手段は規制されない
エは×。未だ契約以前
問55[su05-50]
個人情報保護法が対象としている個人情報はどれか。
ア 行政機関に登録されている個人に関する情報に限られる。
イ 個人が秘密にしているプライバシに関する情報に限られる。
ウ 生存している個人に関する情報に限られる。
エ 日本国籍の個人に関する情報に限られる。
個人情報とは,生存する個人に関する情報であって,当該情報に含まれる氏名,生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの
参照:「個人情報保護法」(std-kojinjouhouhogo)