問1
磁気ディスク装置において、磁気ヘッドをある位置から目的の位置に移動させるのに要する時間を何というか。
ア アクセス時間 イ サーチ時間 ウ シーク時間 エ データ転送時間
アクセス時間
=シーク時間 磁気ヘッド(アーム)の移動
+サーチ時間 ディスクの半回転
+データ転送時間 記憶部分のディスク回転
参照:「磁気ディスクの転送時間」(hs-disk-tensojikan)
問2
磁気ディスクのデフラグメンテーションをすることによって、期待できる効果はどれか。
ア エラーのあるクラスタを代替クラスタに置き換える。
イ ファイルの見かけの容量が減少する。
ウ ファイルの読み誤りが減少する。
エ ファイルを連続的に読み込むときのアクセス時間が短くなる。
デフラグ←断片化
一つのファイルが分割して保管
シーク、サーチ回数増大
参照:「磁気ディスクの断片化とデフラグ」(hs-disk-defrag)
問3
磁気ディスクのデータ領域を16kバイト単位で管理するファイルシステムがある。このデータ領域一杯に、大きさが22kバイトのファイルと8kバイトのファイルを個数の比率1:1で作成した場合、磁気ディスクの全データ領域に占める実データの割合は約何%か。ここで、磁気ディスクの容量は十分に大きいものとする。
ア 59 イ 63 ウ 78 エ 94
データ容量 必要容量
22kファイル 2単位必要=32k
8kファイル 1単位必要=16k
-------- ---------
合計 30k 48k
30k/48k=63%
参照:「磁気ディスクの容量計算」(hs-disk-youryo)
問4
表に示す仕様の磁気ディスク装置の理論上の最大読み書き速度は、何Mバイト/秒か。ここで1Mバイトは106バイトとする。
回転数 6,000rpm
トラックの記録密度 200セクタ/トラック
セクタ数 500バイト/セクタ
ア 1.25 イ 3.0 ウ 10.0 エ 33.0
6000rpm→100[回転/秒]
=100[トラック/秒]
1回転の記録量=トラックの容量
=200[セクタ/トラック]×500[バイト/セクタ]
=0.1M[バイト/トラック]
最大読み書き速度=100[トラック/秒]×0.1M[バイト/トラック]
=10M[バイト/秒]
参照:「磁気ディスクの転送時間」(hs-disk-tensojikan)
問5
電源を入れたままで機器を着脱できるホットプラグに対応した、高速のシリアルインタフェースであり、FireWireともよばれているものはどれか。
ア IEEE1394 イ SCSI ウ USB エ シリアルATA
参照:「パソコンと周辺装置の接続」(hs-shuhen-interface)
問6
レーザプリンタの性能を表す指標として、最も適切なものはどれか。
ア 1インチ(2.54cm)当たりのドット数と1分間に印刷できるページ数
イ 1文字を印字するのに使われる縦横のドット数と1秒間に印字できる文字数
ウ 印字する行の間隔と1秒間に印字できる行数
エ 印字する文字の種類と1秒間に印字できる文字数
アは○:dpi
イは×:1文字のドット数はフォント
ウは×:行間隔はソフトウェア。ページ数はページプリンタの性能
エは×。文字種類はパソコン(OS)
参照:「プリンタ」(hs-printer)
問7
アナログデータをディジタルデータに変換する必要がある処理はどれか。
ア JPEG形式の画像を、MOに保存する。
イ MPEG形式のカラー画像を、ディスプレイに出力する。
ウ 磁気ディスクに保存された音声を、ヘッドフォン端子に出力する。
エ マイクロフォンで音声を取り込み、CD-Rに保存する。
ア・イは×。JPEGやMPEGはデジタルデータ
ウは×。デジタル→アナログ
エは○。マイクロフォンはアナログ、CD-Rはデジタル
問8
仮想記憶方式のPCで、新たにアプリケーションを起動しようとしたところ、仮想記憶領域不足エラーになった。このアプリケーションを起動できるようにするための暫定対策として、適切なものはどれか。
ア 起動したいアプリケーションの実行優先度を低くする。
イ 起動したいアプリケーションの主記憶割当て量を少なくする。
ウ 起動中のアプリケーションのうち、不要不急のいくつかの実行優先度を低くする。
エ 起動中のアプリケーションのうち、不要不急のいくつかを停止する。
スラッシングの発生
暫定:不要アプリの停止
抜本:メモリの増強
参照:「仮想記憶方式」(hs-kasou-kioku)
問9
PCのプラグアンドプレイに関する記述として、適切なものはどれか。
ア アプリケーションを起動するための機構である。
イ 周辺機器を接続するときに、必要な設定を自動的に行う機構である。
ウ 電源を入れると自動的にOSを起動する機構である。
エ ほかのOS用に作られたソフトウェアを動作させるための機構である。
アは×。ローダ,デイスパッチャ
イは○
ウは×。ホット・プラグ機能
エは×。エミュレータ
参照:「パソコンと周辺装置の接続」(hs-shuhen-interface)
問10
ファイル、フィールド(項目)、レコードの関係のうち、適切なものはどれか。ここで、">" の左側が上位の構成要素とする。
ア ファイル>フィールド>レコード
イ ファイル>レコード>フィールド
ウ フィールド>ファイル>レコード
エ フィールド>レコード>ファイル
参照:ファイルの概念(db-file)
問11
システムの稼働率の高い順に並べたものはどれか。ここで、各システムを構成するコンピュータは同一であるものとする。
ア コールドスタンバイシステム、シンプレックスシステム、デュアルシステム
イ コールドスタンバイシステム、デュアルシステム、シンプレックスシステム
ウ シンプレックスシステム、コールドスタンバイシステム、デュアルシステム
エ デュアルシステム、コールドスタンバイシステム、シンプレックスシステム
シンプレックスシステム:1台のコンピュータ。冗長性なし。信頼性低
デュアルシステム:2台で同じ処理実行。故障したら切り離し。信頼性高
デュープレックスシステム:現用系と待機系
コールドスタンバイ-障害発生後に待機系コンピュータで現用系を起動
ホットスタンバイ-待機系コンピュータで現用系を常に起動しておく
参照:「システム構成」(hs-dual)
問12
RFID(Radio Frequency Identification)を利用して実現できることはどれか。
ア 家庭から銀行などの金融機関のサービスを利用する。
イ 携帯電話でワンセグ放送のテレビ番組を視聴する。
ウ 携帯電話で携帯音楽やプレーヤに音楽データをダウンロードする。
エ 図書館で自動貸出機に書籍をまとめて置くことで一度に貸出手続きが進む。
RFID:微小無線チップ。無線で情報の交換。物流に利用
問13
コンピュータシステムのベンチマークテストの説明として、最も適切なものはどれか。
ア 1命令の実行に要する平均時間から、コンピュータの性能を測る。
イ システムが連続して稼働する割合を測定し、ほかの製品と比較する。
ウ 想定されるトランザクション量にシステムが耐えられるかどうかを判定する。
エ 測定用のソフトウェアを実行し、システムの処理性能を数値化して、ほかの製品と比較する。
アは×。MIPS
イは×。耐久テスト
ウは×。負荷テスト
エは○
参照:「テストの方法」(kj2-test-kiso)
問14
2台のPC、ファイルサーバ1台、プリンタ1台がLANで接続されたシステムがある。プリンタとファイルサーバの稼働率はそれぞれ0.9であり、PCの稼働率は0.8である。このシステム全体の稼働率を求める式として、適切なものはどれか。ここで、PCは少なくとも1台が動いていればシステムとして稼働しているものとする。

ア 0.92×0.82 イ 0.92×(1-(1-0.8)2)
ウ (1-0.92)×0.82 エ (1-0.92)×(1-0.82)
A:ファイルサーバの稼働率=0.9
B:プリンタの稼働率=0.9
C:PCの稼働率=0.8
D:少なくとも1台のPCが稼働している確率
=1-2台のプリンタが故障している確率
=1-(1-C)2
求める稼働率=A×B×(1-(1-C)2)
参照:「システムの信頼性」(hs-shinraisei)
問15
フォールトトレラントシステムの実現方法に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア システムを1台のコンピュータではなく、複数台のコンピュータで多重化する。
イ システムをフェールソフト構造ではなくフェールセーフ構造にする。
ウ 装置や機器を二重化するのではなく、重要な処理を稼働率の高い装置で処理する。
エ ハードウェアではなく、ソフトウェアによってフォールトレラントを実現する。
フールプルーフ:誤操作を起こさせない工夫(バカ防止)
フェールセーフ:障害の影響範囲を最小限に,安全側に制御
フェールソフト:性能の低下は仕方ないが必要な機能維持によりシステム全体停止を回避
フォールバック:障害発生装置を切り離して機能低下状態で稼動
フォールトトレラントシステム:多重化による信頼性向上
参照:「フェイルセーフなど」(hs-failsafe)
問16
CTI技術を応用したシステムに関する記述として、適切なものはどれか。
ア 携帯電話から電子メールの送受信ができる電子メールシステム
イ 社外のPCから、リモートアクセスポイントに接続して承認ができる決裁処理システム
ウ 販売した製品に対応するコールセンターの電話応答システム
エ ブラウザからインターネット経由で製品の注文ができる受発注システム
CTI(Computer-Telephony Integration:コンピュータ電話統合)
コールセンター(対顧客相談窓口)
参照:「SFAとCRM」(kj3-sfa-x)
問17
アナログTVからHDTV(高品位テレビジョン)までの放送品質を対象にしたディジタル圧縮符号化技術の国際規格であり、ディジタル放送やDVD-Videoで利用されているものはどれか。
ア MPEG-1 イ MPEG-2 ウ MPEG-4 エ MPEG-7
MPEG-1(ビデオCD用)
MPEG-2(DVDビデオ,デジタル衛星放送用)
MPEG-4(インターネットでの動画配信用)
MPEG-7(マルチメディア検索の記述標準)
参照:「マルチメディアと拡張子」(hs-multi)
問18
情報分析と意思決定を支援する目的で、基幹業務システムからデータを抽出、再構成して構築されるデータベースを示す概念はどれか。
ア グループウェア イ データウェアハウス ウ ピープルウェア エ ファームウェア
アは×。参照:「グループウェアの目的」(
kj3-groupware-moketeki)
イは○。参照:「データウェアハウスの定義」(
kj3-dwh-teigi)
ウは×。トム デマルコ,ティモシー リスターによるソフトウェア工学の名著の書名
エは×。ハードウェアの基本的な制御を行なうために機器に組み込まれたソフトウェア。ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在
問19
商用データベースサービスの説明として、適切なものはどれか。
ア 商業分野に限定して集めた情報を、データベースの形で無償で公開する。
イ データベースの設計・構築の際に発生する様々な問題について、専門家の立場から助言する。
ウ 特定の分野に関して集めた情報をデータベース化して、営利を目的として提供する。
エ 利用者が構築したデータベースについて、その管理業務を代行する。
この場合の「商用」とは有償のこと。ウが正しい。
問20
バーチャルリアリティの説明として、最も適切なものはどれか。
アは×。インターレースGIF
イは○
ウは×。シミュレーション
エは×。クロマキー
問21
次のIMGタグは、ファイル index.html 中の記述である。また、ディレクトリの構成は図に示すとおりである。このタグの記述によって gazou.gif を表示するとき、aに入れる字句はどれか。ここで、四角で囲んだ user, public_html, sozai, s1, s2 はディレクトリ名である。

ア ../s2/gazou.gif イ ../gazou.gif ウ ../sozai/s2/gazou.gif エ sozai/s2/gazou.gif
gazou.gifがs2, sozaiの中にあるのから、ア・イは不完全
「../」は親のフォルダを指すので、ウではsozaiがpublic_htmlと同列の場所になる。
参照:「ディレクトリとリンク」(
nw-html-link)
問22
HTMLとXMLの特徴を比較した記述のうち、適切なものはどれか。
XMLのほうが厳格になっている。ウ以外はHTMLとXMLが逆。
参照:「XMLの例」(
nw-xml-rei)、
「XHTML」(
nw-xhtml)
問23
ファイル中のレコードを1レコードずつ印字するソフトウェアがある。このソフトウェアは、レコードを印字する直前にマクロ記述を呼び出して実行する。次のマクロ記述を使って印字したものはどれか。ここで、ファイルの1レコードは1行(XXXX XXXX XXXX で表示)に印刷される。
[マクロ記述]
順序 条件 動作 コメント
1 i=i+1 変数iに1を加える。
2 i=3 線引き 変数iが3なら、線を印字する。
3 i=3 i←1 変数iが3なら、iの値を1にする。
ア XXXX XXXX XXXX イ XXXX XXXX XXXX ウ XXXX XXXX XXXX エ XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX -------------- XXXX XXXX XXXX --------------
-------------- XXXX XXXX XXXX -------------- XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX -------------- XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX
-------------- XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX --------------
XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX -------------- XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX -------------- XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX
1行目表示前:i=1 →1行目表示
2行目表示前:i=2 →2行目表示
3行目表示前:i=3 →線を表示,i=1,3行目表示
:
のように追っていけばよい。
問24
Java Servlet の説明として、適切なものはどれか。
アは○。サーブレット=サーバとアプレット
イは×。アプレット
参照:「プログラミング言語の発展」(hs-prog-language)
問25
ある会社では、集客のために月に6回の説明会を実施している。表計算ソフトを使って1月の動員数を管理するために、セルA1~D8に示す表を作成した。次に2月の動員数を管理するために、セルA2~D8をセルF2~I8に複写した後、セルI3を修正した。セルI3に入力した計算式として、適切なものはどれか。ここで、3月の管理に用いる表を2月の表から複写するときには、セルの計算式は変更しないで済むようにする。

ア C8+D8 イ C8+H3 ウ D8+G3 エ D8+G8+H3
セルI3=「2月動員数管理」「第1回動員」「年間累積」の値。
=「前回の累積動員数」・・・「1月第8回の年間累積数(D8)
+「今回の動員数」 ・・・「当月第1回の動員数(G3)
問26
外部設計及び内部設計の説明のうち、適切なものはどれか。
外部設計=業務の視点→論理構造
内部設計=実装の視点→物理構造、処理方法
ウは×。必ず外部→内部の順
エは×。外部⇔内部
参照:「システム開発のライフサイクル」(
kj2-life-cycle)
問27
要求分析から実装までの開発プロセスを繰り返しながら、システムを構築していくソフトウェア開発手法はどれか。
ア ウォータフォールモデル イ スパイラルモデル
ウ プロトタイピングモデル エ リレーショナルモデル
繰り返し→スパイラル
リレーショナルモデルはデータベース
参照:「システム開発技法」(
kj2-kaihatu-gihou)
問28
E-R図に関する記述として、適切なものはどれか。
ア オブジェクト指向モデルを表現する図である。
イ 時間や行動などに応じて、状態が変化する状況を表現する図である。
ウ 対象となる世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
エ データの流れを視覚的にわかりやすく表現する図である。
アは×。UML
イは×。状態遷移図
ウは○
エは×。DFD
参照:「ERモデル」(
db-ermodel)
問29
入力データのチェック方式の一つであるリミットチェックの説明はどれか。
ア データがある範囲にあるかどうかを検査する。
イ データが一定の順序であるかどうかを検査する。
ウ データが論理的に正しいかどうかを検査する。
エ データのコードと表中に登録されたコードと照合する。
アは○。限界値チェックともいう
イは×。順序チェック(シーケンスチェック)
ウは×。論理チェック、型チェック
エは×。照合チェック
参照:「テストの方法」(
kj2-test-kiso)
問30
入力画面の設計方針のうち、最も適切なものはどれか。
アは×。キーボードミスのたびにプログラムが終了するのは非効率。再入力させればよい。
イは○。簡潔かつ親切が基本
ウは×。原票と同じイメージのほうがミスが少なくなる
エは×。エラー入力は絶対に防ぐ
問31
GUI画面の設計において、キーボードの操作に慣れているユーザと、慣れていないユーザのどちらにも、操作効率の良いユーザインタフェースを実現するための留意点のうち、最も適切なものはどれか。
習熟者にはキーボードだけで迅速に、初心者にはガイドつきで容易に
アは×。習熟者には煩雑
イは○
ウは×。統一すべき
エは×。原票と同じ体裁が原則
問32
ボトムアップテストにおいて、被テストモジュールの上位モジュールの機能を代行するものはどれか。
ア シミュレータ イ スタブ ウ デバッガ エ ドライバ
ドライバはボトムアップ。スタブはトップダウン
デバッガはエラーを発見するツール
シミュレータは作成時と異なるOSや言語で実行する仕組み
参照:「テストの方法」(
kj2-test-kiso)
問33
既存のシステムのある機能を修正し、テストしてから本稼働したところ、今まで正常に動作していた機能を実行するとエラーが発生するようになった。不十分であったと考えられるテストはどれか。
アは×。データベースの一貫性テスト(二相コミットメント)
イは×。負荷テスト
ウは○。修正後の確認→レグレッションテスト(退行テスト)
エは×。運用テスト
参照:「テストの方法」(
kj2-test-kiso)
問34
データ構造の特徴のうち、適切なものはどれか。
ア 配列は、添字によってデータ任意の順序で読み出すことができる。
イ 配列を用いることによって、データ構造とアルゴリズムを独立させることができる。
ウ リストは、添字によってデータの検索や更新ができる。
エ リストは、データの挿入や削除のときに既存のデータを移動する必要がある。
A(I)でのAが配列、Iが添字
アは○
イは×。これはデータベース
ウは×。リストはポインタで添字ではない
エは×。インデクスを変えるだけでデータの移動はしない
問35
図のアローダイアグラムでシステム開発プロジェクトの工程計画を作成した。作業Eの最遅開始日は何日目か。ここで、プロジェクトの開始日を0日とする。

ア 26 イ 38 ウ 39 エ 45
最早結合点時刻と最遅結合点時刻を算出する。

作業Eは、遅くとも39日に開始する必要がある。
参照:「PERTの解法」(
pt-pert)
問36
システム変更に際して、保有する3,000本のプログラムのうちで修正対象となるプログラムは全体の30%であることがわかった。修正に必要な工数は何人月になるか。ここで、1日に1人のプログラマが修正できるプログラム本数は0.25本とする。プログラマは1カ月当たり20日作業するものとする。
ア 11.25 イ 180 ウ 225 エ 600
修正対象となるプログラム本数=3,000×30%=900[本]
修正速度=0.25[本/人日]
必要人日数=900/0.25=3600[人日]→180[人月]
問37
システム運用をアウトソーシングする利点として、適切なものはどれか。
ア いつでも元のように自社の運用に戻すことができる。
イ 自社の情報システム部門を企画や開発などの業務に専念させることができる。
ウ 情報システムの問題点の把握が容易になる。
エ トラブルに対して自社で対応しやすくなる。
アは×。自社の要員がいなくなっている
イは○。コアコンピタンスへの傾力。これが目的
ウ・エは×。小回りはきかなくなる。
参照:「IT部門の戦略部門化とアウトソーシング」(
kj1-outsourcing)
問38
オンラインシステムの性能監視における注意事項のうち、適切なものはどれか。
アは○。時系列的な分析が必要
イは×。オンライン環境での性能が必要
ウは×。全体のバラツキも必要
エは×。理想的にはそうだが負荷が増大、データが過大
問39
情報システム部門が構築した基幹業務システムのクライアントアプリケーションが、エラーメッセージを画面に表示して停止した。このような事態に対する利用者の行動として、最も適切なものはどれか。
アは×。情報システム部門への連絡は必要だが、再起動はいけない
イは×。勝手な対処は問題を大きくする危険
ウは○。これが基本
エは×。混乱が生じる
参照:「情報セキュリティの基礎」(
sec-kiso)
問40
本稼働前に、システムが正常に稼働するかどうかを確認するために、ユーザ部門と情報システム部門が合同で運用テストを実施することになった。ユーザ部門が優先して確認すべき事項はどれか。
ア オンライン処理、バッチ処理などが、運用手順どおり稼働すること
イ 決められた業務手順どおりに、システムが稼働すること
ウ すべてのアプリケーションプログラムが仕様書通りに機能すること
エ 目標どおりのパフォーマンスが得られること
アは×。情報システム部門内の問題
イは○。ユーザ部門は業務の立場
ウは×。ユーザ部門も関与するが情報システム部門が主
エは×。仮想環境を設定するのは専門的知識が必要
参照:「テストの方法」(
kj2-test-kiso)
問41
各支店に分散して配置されていた多数のサーバを、情報システム部門のサーバに統合することになった。各支店のシステムアドミニストレータが配慮すべき点のうち、適切なものはどれか。
シスアドの任務=利用者と情報システム部門との橋渡し
アは○
イは×。運用はむしろ容易に
ウは×。回復方法は情報システム部門
エは×。利用部門でのシステム運用の負荷はむしろ減少
問42
システム運用にかかわる費用を、ユーザ部門に公平に賦課するための管理制度はどれか。
ア 委託計算制度 イ 外部委託制度 ウ 課金制度 エ 標準原価制度
問43
アプリケーションシステムの更新作業に関して、適切なものはどれか。
ア アプリケーションの変更内容は、障害原因などを究明する際にも役立つので必ず記録する。
イ 変更依頼の優先度調査に時間がかかるので、到着順に変更作業を行う。
ウ 変更作業の影響範囲の予測が難しいので、常に全社員に変更点を連絡する。
エ 本稼働環境へのリリースは、利用者に影響がないように必ず深夜に行う。
アは○。これが重要
イは×。あくまでも優先度
ウは×。関係のない人にまで伝えると、かえって注意しなくなる
エは×。必要ならば業務を止めることもある
問44
操作説明書などの文章をわかりやすく記述するための工夫として、適切なものはどれか。
アは×。「わかりやすい、文章」はむしろ不自然
イは○。意外に誤解を生じる。
ウは×。特別な場合以外は避ける
エは×。センテンスを短くする
問45
システムの品質を向上させるために、発生した障害についてパレート図を用いて分析した。分析結果からわかることはどれか。
ア 時系列に見た障害の発生件数
イ システムの規模と、障害発生件数との相関
ウ 障害の発生原因と、その原因が全体に占める割合
エ 発生した原因と、それに影響を及ぼすと思われる原因との関連
アは×。時系列グラフ、管理図
イは×。相関
ウは○。パレート図→大きい順に→重点対策
エは×。特性要因図
参照:「グラフ」(
kj-graph-kiso)
問46
メッセージ認証符号におけるメッセージダイジェストの利用目的はどれか。
ア メッセージが改ざんされていないことを確認する。
イ メッセージの暗号化方式を確認する。
ウ メッセージの概要を確認する。
エ メッセージの秘匿性を確保する。
メッセージダイジェスト:ハッシュ関数により作られた値=ハッシュ値
ハッシュ→電子署名→改ざんの防止
参照:「ハイブリッド暗号方式」(
sec-angou-hybrid)
問47
ワームに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア OSのシステムファイルに感染し、ネットワーク経由でほかのコンピュータへの侵入を繰り返す。
イ ある特定の期日や条件を満たしたときに、データファイルを破壊するなど不正な機能が働く。
ウ ネットワーク経由でコンピュータ間を自己複製しながら移動し増殖する。
エ ほかのプログラムに感染し、ネットワークを利用せずに単独で増殖する。
ワームとウイルスの違い
ワームはプログラムで自己複製により増殖
ウイルスは他のプログラムに寄生
アは×。W32/MTX系のウイルス
イは×。トロイの木馬、ボット
ウは○。ワームの定義ではないが、他選択肢が×なので
エは×。普通のウイルス
参照:「ウイルスの種類」(
sec-virus-shurui)
問48
利用者認証に用いられるICカードの適切な運用はどれか。
PIN(Personal Identification Number:暗証番号)
アは×。PINの意味がない
イは×。他人に分析される
ウは○。一方だけでは使えない
エは×。まず失効して悪用を防ぐ
問49
問題文の整理
登録 入力
ア 利用者ID パスワード ×
イ 利用者ID 利用者ID ×
ウ パスワード パスワード
エ パスワード パスワード
パスワード同士の比較が必要
ウでは、登録パスワードが漏えいする危険
問50
ネットワーク障害の原因を調べるために使用するLANアナライザの運用時に留意ことはどれか。
LANアナライザ:LANを流れるパケットを解析するツール
アは×。解析だけで破壊はしない
イは○。
ウは×。悪用される危険
エは×。切断の必要はない
問51
ソーシャルエンジニアリングに該当する行為はどれか。
ア OSのセキュリティホールを突いた攻撃を行う。
イ コンピュータウイルスを作る。
ウ パスワードを辞書攻撃で破ってコンピュータに侵入する。
エ 本人を装って電話をかけ、パスワードを聞き出す。
ソーシャルエンジニアリング:技術的方法ではなく人間的・心理的方法
参照:情報セキュリティの基礎(
sec-kiso)
問52
リスク管理体制に関する記述のうち、適切なものはどれか。
アは×。役員の任務は? もっと高い観点→エ
イは×。リスクは多様な局面に存在。全社的運動
ウは×。財務的対策だけではない
エは○。経営者を委員長としたマネジメント委員会(ステアリング・コミッティ),専門部門を中心に各部門の推進者を加えた実施委員会(ワーキンググループ),各部門での推進者と全社員の階層で推進する
参照:「情報セキュリティ推進組織」(
sec-isms-soshiki)
問53
ホットサイト方式の説明として、適切なものはどれか。
遠隔地バックアップ
コールドサイト:空のコンピュータルーム・・・ウ
ウォームサイト:コンピュータや通信回線も設置
ホットサイト:本システムと同じ状態で稼働・・・イ
データセンター
単なるデータの保管・・・ア
上記ホットサイト
緊急時契約
専門バックアップ企業・・・エ
一般企業との相互契約
問54
経済産業省「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」の物理的安全管理措置に該当するものはどれか。
ア 個人データの安全管理にかかわる従業者の役割及び責任についての教育・訓練を実施する。
イ 個人データの漏えいなどの事故が発生した場合の、代表者などへの報告連絡体制を整備する。
ウ 個人データを取り扱う情報システムへのアクセスの成功と失敗の記録を取得する。
エ 個人データを取り扱う情報システムを、ICカードによる入退室管理を実施している室内に設置する。
経済産業省ガイドラインでの法20条の解説
(詳細は知らなくても、「組織的」「人的」「物理的」「技術的」に分類
されれいることを知っていれば答えられる)
組織的安全管理措置
①個人データの安全管理措置を講じるための組織体制の整備・・・イ
②個人データの安全管理措置を定める規程等の整備と規程等に従った運用
③個人データの取扱状況を一覧できる手段の整備
④個人データの安全管理措置の評価、見直し及び改善
⑤事故又は違反への対処
人的安全管理措置
①雇用契約時における従業者との非開示契約の締結、及び委託契約等
(派遣契約を含む。)における委託者と受託者間での非開示契約の締結
②従業者に対する内部規程等の周知・教育・訓練の実施・・・ア
物理的安全管理措置
①入退館(室)管理の実施・・・エ
②盗難等の防止
③機器・装置等の物理的な保護
技術的安全管理措置
①個人データへのアクセスにおける識別と認証
②個人データへのアクセス制御
③個人データへのアクセス権限の管理
④個人データのアクセスの記録・・・ウ
⑤個人データを取り扱う情報システムについての不正ソフトウェア対策
⑥個人データの移送・送信時の対策
⑦個人データを取り扱う情報システムの動作確認時の対策
⑧個人データを取り扱う情報システムの監視
参照:「個人情報保護法」(
std-kojinjouhouhogo)
問55
「JIS Q9000:2000(ISO 9000:2000)品質マネジメントシステムー基本及び用語」における第三者監査に該当するものはどれか。
ア 親会社が子会社の品質マネジメントシステムを監査する。
イ 顧客が取引相手の会社の品質マネジメントシステムを監査する。
ウ 自社の品質マネジメントシステムを内部目的のために監査する。
エ 審査機関が依頼を受けた会社の品質マネジメントシステムを監査する。
第一者=自社(内部監査)・・・ウ
第二者=取引先等・・・ア・イ
第三者=利害関係がない・・・エ
問56
CORBAの説明はどれか。
アはJRE(Java Runtime Environment)
イはデータマイニング
ウはグループウェア
エ:CORBA(Common Object Request Broker Architecture)分散オブジェクト技術の仕様。異機種分散環境上のオブジェクト(プログラム部品)間でメッセージを交換するためのソフトウェア(ORBと呼ばれる)の仕様を定めている。
問57
JANコードの特徴はどれか。
ア エラー検出用のチェックディジットをもっている。
イ 都道府県コードをもっている。
ウ 標準タイプ7けたのほかに短縮タイプ6けたのコードがある。
エ メーカが製造段階でコードを商品に印刷するインストアマーキング方式がある。
アは○。
イは×。国コード
ウは×。標準タイプ13桁、短縮タイプ8桁
エは×。ソースマーキングという。インストアマーキングとは店舗でつけるコード
参照:「JANコード」(
kj3-code-jan)
問58
PDF(Portable Document Format)の特徴として,適切なものはどれか。
PDFはアドビ社による文書方式。
・OS別に表示/印刷できるAdobe Readerが無償で配布→OSによらず同一表示できる
・拡大/縮小しても文字や画像が崩れない
・改ざんがしにくい
→広く利用→「e-文書法」でも標準仕様に。
参照:「マルチメディアと拡張子」(hs-multi)
問59
カラー静止画の符号化方式はどれか。
ア ADPCM イ HTML ウ JPEG エ MPEG
アは×。ADPCM(適応差分PCM)音声のデジタル化方式
イは×。Webページ記述言語
ウは○
エは×。動画
参照:「マルチメディアと拡張子」(hs-multi)
問60
標準化団体に関するa~dの記述に対して,適切な組合せはどれか。
a b c d
ア ANSI ISO ITU-T IEEE
イ IEEE ISO ANSI ITU-T
ウ ISO IEEE ABSI ITU-T
エ ISO ITU-T ANSI IEEE
ANSI(American National Standards Institute)
IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)
ISO(International Organization for Standardization)
ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)
問61
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“花形”を説明したものはどれか。
アは花形
イは負け犬
ウは問題児
エは金の生る木
参照:「PPM」(
kj1-ppm)
問62
マーケティングミックスを説明したものはどれか。
ア 顧客の購買心理プロセスであり,注意,関心,欲求,記憶,行動からなる。
イ 市場細分化の基準であり,人口属性,地理,心理,行動からなる。
ウ 市場のニーズを満たすための手段であり,製品,価格,流通,プロモーションからなる。
エ 製品の投入から撤退までを表すプロセスであり,導入,成長,成熟,衰退からなる。
マーケティングミックス=4P
Product(製品)何を
Price(価格)いくらで
Place(流通)どこで
Promotion(プロモーション)どのように
アはAIDMA
Attention (注意)
→Interest (関心)
→Desire (欲求)
→Memory (記憶)
→Action (行動)
イは市場細分化基準(変数)
ジオグラフィック基準(地理的基準)
デモグラフィック基準(人口統計的基準)
サイコグラフィック基準(心理的基準)
行動変数基準
エはプロダクト・ライフサイクル
問63
CRMを説明したものはどれか。
アは×。リテールサポート
イは×。BPR→参照:「BPR」(
kj1-bpr)
ウは○。CRM→参照:「SFAとCRM」(
kj3-sfa-x)
エは×。SCM→参照:「サプライチェーン・マネジメント」(
kj3-scm-x)
問64
企業会計原則における保守主義の原則を適用した例はどれか。
ア 減価償却の計算方法を毎期継続して適用する。
イ 資本準備金と利益準備金を区別する。
ウ 棚卸資産の評価基準を低価法にする。
エ 複式簿記を使用し,会計帳簿に正確な記録を行う。
一般原則
真実性の原則
正規の簿記の原則・・・エ
利益と資本の区分原則・・・イ
明瞭性の原則
継続性の原則・・・ア
保守主義の原則・・・ウ
単一性の原則
損益計算書原則
貸借対照表原則
問65
期首商品棚卸高20百万円,当期商品仕入高100百万円,期末商品棚卸高30百万円のとき,当期の売上原価は何百万円か。
ア 50 イ 70 ウ 90 エ 110
当期売上原価
=期首商品棚卸高(20)
+当期商品仕入高(100)
-期末商品棚卸高(30)
=90[百万円]
参照:財務・会計の基礎(
kj-kaikei-kiso)
問66
表の前期実績に対して,当期は仕入原価の低減によって変動費率が5%下がり,経費節減などによって固定費を800万円削減できる。当期利益を1,400万円とする目標売上高は何万円か。
売上高 10,000(単位:万円)
総 変動費 3,000
費 固定費 6,000
用 計 9,000
利益 1,000
ア 8,800 イ 9,400 ウ 9,450 エ 9,900
当期固定費=前期(6,000)-800=5,200
当期変動費率=前期(3,000/10,000)-5%=25%
目標売上高=(固定費+利益)/(1-変動費率)
=(5,200+1,400)/(1-0.25)
=8800[万円]
参照:財務・会計の基礎(
kj-kaikei-kiso)
問67
前期繰越及び期中の仕入と売上は表のとおりであった。期末日である3月31日に先入先出法によって棚卸資産を評価した場合,その棚卸高は何円か。
仕 入 売上
日付 数量(個) 単価(円) 日付 数量(個)
前期繰越 10 100 4月20日 4
5月1日 15 90 8月31日 8
10月15日 5 70 11月20日 6
ア 840 イ 980 ウ 1,080 エ 1,180
前期繰越 5月1日 10月15日
仕入 □□□□□□□□□□△△△△△△△△△△△△△△△○○○○○
売上 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●-----在庫-----
在庫の区分 個数 単価 金額
5月1日 7 × 90 = 630
10月15日 5 × 70 = 350
------------------
合計 980
参照:財務・会計の基礎(
kj-kaikei-kiso)
問68
ABC分析手法の適用例はどれか。
ABC分析→大きい順によるグループ化
問69
ワークサンプリング法を説明したものはどれか。
IE(インダストリアル・エンジニアリング)での作業測定の方法
直接測定法
時間測定法:(ア)
ワークサンプリング:(イ)
間接測定法
PTS(Predetermined Time Standard Sysytem):人間の動作の標準時間
WF(Work-Factor Plan):(ウ)
標準資料法:(エ)
問70
図のアローダイアグラムにおいて,結合点〔4〕の最早結合点時刻と最遅結合点時刻はどれか。ここで,〔1〕の開始時を0とする。

最早結合点時刻 最遅結合点時刻
ア 5 8
イ 5 10
ウ 8 8
エ 8 10
参照:「PERTの解法」( pt-pert)
問71
品質特性が重量,長さ,電気抵抗などの計量値で与えられる場合,その平均値の変化を見るために用いる管理図はどれか。
ア p管理図 イ R管理図 ウ u管理図 エ x管理図
参照:グラフ( kj-graph-kiso)
問72
系統図を説明したものはどれか。
アは×。連関図
イは×。特性要因図
ウは×。親和図
エは○
参照:グラフ(
kj-graph-kiso)
問73
在庫管理における定期発注方式に関する記述として,適切なものはどれか。
ア ABC分析でのAランクの品目を管理するのに適した方式である。
イ 単価が低く,品質劣化の心配が少ない品目を管理するのに適している。
ウ 常に一定量を発注する方式である。
エ 発注点方式ともいわれている。
A品目・・・定期発注方式(ア)
B品目・・・定量発注方式(ウ)、発注点方式(エ)
C品目・・・2ビン方式等単純方式(イ)
参照:「在庫管理の種類」(
zk-shurui)
問74
図は,生産管理システムの手法であるMRP(資材所要量計画)の計算手順である。図中のaに入る必要情報はどれか。

ア 基準日程(完成時期,リードタイム日数)
イ 在庫状況(在庫残,注文残,仕掛残)
ウ 発注方針(ロット編成方法,発注方式,安全在庫)
エ 部品構成表(最終製品における各部品の構成と所要数)
MRP(Material Requirements Planning)
基準日程から必要となる資材の所要量を求め、在庫を引いて、資材の発注量や生産日程計画を算出する。
図では「在庫状況」が欠けている。
MRPが発展してERPになった。

参照:「MRP:所要資材計画」(
kj3-seizogyo-mrp)
問75
ある工場では表に示す3製品を製造している。実現可能な最大利益は何円か。ここで,各製品の月間需要量には上限があり,組立て工程に使える工場の時間は月間200時間までとする。
製品X 製品Y 製品Z
1個当たりの利益(円) 1,800 2,500 3,000
1個当たりの組立て所要時間(分) 6 10 15
月間需要量上限(個) 1,000 900 500
ア 2,625,000 イ 3,000,000 ウ 3,150,000 エ 3,300,000
線形計画法の問題とすると
利益 P= 1,800X+2,500Y+3,000Z→最大
制約条件
組立時間 6X+10Y+15Z≦200×60=12,000
需要上限 X ≦1000
Y ≦ 900
Z≦ 500
変数が3つあるので、図式解法は使えない。シンプレックス法も大変
→適当に考える!
製品の1分あたりの利益
製品X=1,800/ 6=300[円/分]・・・最大
製品Y=2,500/10=250[円/分]・・・中
製品Y=3,000/15=200[円/分]・・・最小
製品X
需要上限= 1000[個]・・・生産限界
組立時間制約=12000/6=2000[個]
組立時間の残り=12,000-6×1000=6000[分]
製品Y
製品Yの上限= 900[個]
組立時間制約=6000/10=600[個]・・・生産限界
すなわち、X=1000、Y=600のとき利益最大
P=1,800×1000+2,500×600+3,000×0
=3,300,000[円]
問76
構成表の製品Aを300個出荷するとき,部品bの正味所要量は何個か。ここで,A,a,b,cの在庫量は在庫表のとおりとする。また,ほかの仕掛残,注文残,引当残などはないものとする。
構成表 在庫表
構成部品 品名 在庫量
品名 a b c A 100
A 3 2 a 100
a 1 2 b 300
c 400
ア 200 イ 600 ウ 900 エ 1,500
①:製品Aは300個必要だが在庫が100個あるので、200個生産すればよい
②:製品Aを1個作るのに、aが3個必要→200×3=600個
在庫が100個あるので、正味所要量は500個
③:製品Aを1個作るのに、bが2個必要→200×2=400個
在庫が300個あるので、正味所要量は100個
④:部品aを1個作るのに、bが1個必要→500×1=500個
既にbの在庫は無くなっているので、正味所要量は500個
bの正味所要量:③の100個+④の500個=600個
参照:「MRP:所要資材計画」(
kj3-seizogyo-mrp)
問77
コンピュータプログラムなどの著作物に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 共同開発によるプログラムの著作権は,開発費用を負担した割合に従って権利が帰属する。
イ 著作権は,プログラムには認められるが,データベースについては認められていない。
ウ 著作権法では,プログラム及びプログラムを作成するためのノウハウを保護の対象としている。
エ 著作物を作成するために用いるプログラム言語や規約は,著作権法による保護の対象外である。
アは×。費用負担に関係なく、実際に作成したプログラムごとに帰属
イは×。創造性のあるデータベースには著作権がある
ウは×。ノウハウは著作権の対象外
エは○
参照:「プログラムと著作権」(
std-chosakuken-program)
問78
不正競争防止法が保護する対象はどれか。
ア 事業活動に有用な技術上又は営業上の情報で,秘密として管理されているもの
イ 自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの
ウ 著作物を翻訳,翻案して創作された二次的著作物
エ 法人の発意に基づいて作成されたプログラムの著作物
アは○。営業秘密の要件=秘密管理性、有効性、非公然性
→参照:「不正競争防止法」(
std-huseikyousou)
イは×。特許権→参照:「特許法」(
std-tokkyohou)
ウは×。著作権
エは×。著作権→参照:「著作権の帰属」(
std-chosakuken-kizoku)
問79
A社がシステム開発を行うに当たり,外部業者B社を利用する場合の契約に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 委任契約ではB社に成果物の完成責任がないので,A社がB社の従業員に対して直接指揮命令権を行使する。
イ 請負契約によるシステム開発では,特に契約に定めない限り開発されたプログラムの著作権はB社に帰属する。
ウ 請負契約,派遣契約によらず,いずれの場合のシステム開発でも,B社にはシステムの完成責任がある。
エ 派遣契約では,開発されたプログラムに重大な欠陥が発生した場合,B社に瑕疵(かし)担保責任がある。
アは×。委任契約では直接指揮命令権はない。派遣契約
イは○。
ウは×。派遣契約には完成責任はない
エは×。派遣契約には瑕疵担保責任はない
参照:「請負、委任(準委任)、派遣」(
std-keiyaku-shurui)
問80
インターネットショッピングで商品を購入するとき,売買契約が成立するのはどの時点か。
ア 消費者の購入申込みの電文が事業者に到達した時点
イ 事業者が消費者あてに承諾の通知を発信した時点
ウ 事業者からの承諾の通知が消費者に到達した時点
エ 商品が消費者の手元に到達した時点
売買契約成立は,消費者と事業者の意思表示が合致した時点
アは×。消費者の意思表示だけ(受付の表示が必要)
イは×。到達が必要
ウは○。
エは×。取引行為は契約とは別