問1
数値を2進数で格納するレジスタがある。このレジスタに正の整数xを設定したのち,「レジスタの値を2ビット左にシフトして,xを加える」操作を行うと,レジスタの値はxの何倍になるか。ここで,あふれ(オーバーフロー)は,発生しないものとする。
ア 3 イ 4 ウ 5 エ 6
2ビット左にシフト→22=4倍
これにxをくわえるのだから4+1=5倍
参照:「データの内部表現(数値・上級)」
問2
0000~4999のアドレスをもつハッシュ表があり,レコードのキー値からアドレスに変換するアルゴリズムとして基数変換法を用いる。キー値が55550のときのアドレスはどれか。ここで,基数変換法とは,キー値を11進数とみなし,10進数に変換したのち,下4けたに対して0.5を乗じた結果(小数点以下は切り捨て)をレコードのアドレスとする。
ア 0260 イ 2525 ウ 2775 エ 4405
キー値を11進数とみなし,10進数に変換
5555011=5×114+5×113+5×112+5×111=8052010
下4けたに0.5を乗じて,小数点以下切り捨て
0520×0.5=0260・・・ア
問3[fe111-01]
───────
論理式(A+B)・(A+C)と等しいものはどれか。ここで,・は論理積,+は論理和,XはXの否定を表す。
ア A・B+A・C イ A・B+A・C ウ (A+B)・(A+C) エ (A+B)・(A+C)
ド・モルガンの公式
X×Y=X+Y
X+Y=X×Y
の応用である。
────────── ─── ───
(A+B)・(A+C) = A+B + A+C
= A・B + A・C
参照:「論理演算」
問4
文字列中で同じ文字が繰り返される場合,繰返し部分をその反復回数と文字の組に置き換えて文字列を短くする方法はどれか。
ア EBCDIC符号 イ 巡回符号 ウ ハフマン符号 エ ランレングス符号化
EBCDIC符号:汎用コンピュータで広く用いられる文字コード
→参照:「データの内部表現(文字列)」
巡回符号:誤り制御のための符号。CRC方式ともいう。
→参照:「通信技術」
ハフマン符号:データ圧縮方法の一つ。頻繁に出てくる記号は短いビット数で符号化
→参照:「データの圧縮」
ランレングス符号化:問題文の通り。連長符号化ともいう。
→参照:「データの圧縮」
問5
関数や手続きを呼び出す際に,戻り番地や処理途中のデータを一時的に保存するのに適したデータ構造はどれか。
ア 2分探索木 イ キュー ウ スタック エ 双方向連結リスト
コンパイラの理論であるが,ここでは簡単に考える。
関数の中から,さらに関数を呼び出すというように,多段階で関数を呼び出すことを考える。
関数を呼び出すたびに,そのための情報を蓄える領域が増加し,関数が完了すると,その領域を解放する。
これは後入先出しの順になる。これからスタックであることが推察される。
問6
配列と比較した場合の連結リストの特徴に関する記述として適切なものはどれか。
アは×。更新によりポインタも変える必要がある。
イは×。削除するデータとその前後のポインタの値を書き換えるだけ
ウは×。リストではランダムアクセスはできない。
エは○。削除のときと同様
参照:「リスト構造」
問7
昇順に整列されたn個のデータが配列に格納されている。探索したい値を2分探索法で探索するときの,およその比較回数を求める式はどれか。
ア log2n イ (log2n+1)/2 ウ n エ n2
参照:「サーチ(検索)」, 「計算量(オーダー)」
問8
自然数nに対して,次のように再帰的に定義される関数 f(n) を考える。f(5) の値はどれか。
f(n): if n≦1 then return 1 else return n+f(n-1)
ア 6 イ 9 ウ 15 エ 25
f(5)=5+f(4)
=5+4+f(3)
=5+4+3+f(2)
=5+4+3+2+f(1)
=5+4+3+2+1
=15
参照:「再帰アルゴリズム」
問9
平均命令実行時間が20ナノ秒のコンピュータがある。このコンピュータの性能は何MIPSか。
ア 5 イ 10 ウ 20 エ 50
ナノ秒[10-9秒]
MIPS[106命令/秒]
平均命令実行時間=20ナノ秒→20/10-9[秒/命令]
1秒間での実行命令数=(1/20)×109
=(1/20)×1000×106[命令/秒]=50[MIPS]
参照:「数値単位と物理単位」,
「コンピュータの性能評価方法」
問10
シングルチップマイコンの特徴として,最も適切なものはどれか。
ア PCのメインCPUに適している。
イ ROMは内蔵されているが,RAMは内蔵されていない。
ウ 高速処理システム又は大規模システムに適している。
エ 入出力機能が内蔵されている。
マイコンとはマイクロコンピュータのこと。
シングルチップマイコン(ワンチップマイコン)とは,チップ内部にROM,RAM,入出力機能,メモリ,コントローラなどを内蔵したもので,これだけでコンピュータになる。組み込みシステムに広く利用されている。
通常のPCのCPUは,マルチチップマイコンで,チップ内部にROMやRAMなどのメモリを持たず,アドレスバスとデータバスの端子をもつだけである。
問11
プロセッサにおけるパイプライン処理方式を説明したものはどれか。
アは×。SIMD型のマルチプロセッサ
イは×。高速素子の採用
ウは○。
エは×。MIMD型のマルチプロセッサ
参照:「CPUの高速化技術」,
「システム構成」
問12
キャッシュメモリに関する記述のうち,適切なものはどれか。
アは○。前者をライトスルー方式,後者をライトバック方式という。
イは×。キャッシュへの取り込みはOSが自動的に行い,プログラムでは意識しない。
ウは×。仮想記憶方式
エは×。それでの高速(高価)/低速(低価)の差がある。むしろ必要性は増大傾向
参照:「記憶階層とキャッシュメモリ」
問13
RAID1~5の各構成は,何に基づいて区分されるか。
ア 構成する磁気ディスク装置のアクセス性能
イ コンピュータ本体とのインタフェースの違い
ウ データ及び冗長ビットの記録方法と記録位置の組合せ
エ 保証する信頼性のMTBF値
RAIDは,1台の磁気ディスクが故障しても,他の磁気ディスクから元のデータを復元できることが目的。
参照:「RAID」
問14[ad091-05]
プラズマディスプレイの説明として,適切なものはどれか。
アは○。プラズマディスプレイ
イは×。液晶ディスプレイ
ウは×。有機ELディスプレイ
エは×。CRTディスプレイ
参照:「ディスプレイ」
問15
フォールトトレラントシステムの説明として,適切なものはどれか。
ア システムが部分的に故障しても,システム全体としては必要な機能を維持するシステム
イ 地域的な災害などの発生に備えて,遠隔地に予備を用意しておくシステム
ウ 複数のプロセッサがネットワークを介して接続され,資源を共有するシステム
エ 複数のプロセッサで一つのトランザクションを並行して処理し,結果を照合するシステム
アは○。
イは×。バックアップセンター
ウは×。分散データベースなど
エは×。デュアルシステム
参照:「フェイルセーフなど」
問16
東京~大阪及び東京~名古屋がそれぞれ独立した通信回線で接続されている。東京~大阪の稼働率は0.9,東京~名古屋の稼働率は0.8である。東京~大阪の稼働率を0.95以上に改善するために,大阪~名古屋にバックアップ回線を新設することを計画している。新設される回線の稼働率は最低いくら必要か。
ア 0.167 イ 0.205 ウ 0.559 エ 0.625
ネットワーク構成
┌───┐ 0.9 ┌───┐
│東 京├─────┤大 阪│
└─┬─┘ └─┬─┘
│0.8 │新設
│ ┌───┐ │
└──┤名古屋├──┘
└───┘
ネットワークを機器とした図
┌───┐
──┬─────┤0.9 ├─────┬──
│ └───┘ │
│ ┌───┐ ┌───┐ │
└─┤0.8 ├───┤ x ├─┘
└───┘ └───┘
全体の信頼性
0.95≦1-(1-0.9)×(1-0.8×x)
∴ x≧0.625
参照:「システムの信頼性」
問17
システムの信頼性を表す指標であるRASのうち,可用性(Availability)を表す尺度はどれか。
ア 稼働率(MTBF/(MTBF+MTTR)) イ 全運転時間(MTBF+MTTR)
ウ 平均故障間隔(MTBF) エ 平均修理時間(MTTR)
R(Reliability,信頼性)=MTBF
A(Availability,可用性)=稼働率
S(Serviceability,保守性)=MTTR
参照:「RAS,MTBF,MTTR」
問18
プログラムのCPU実行時間が300ミリ秒,入出力時間が600ミリ秒,その他のオーバーヘッドが100ミリ秒の場合,ターンアラウンドタイムを半分に改善するには,入出力時間を現在の何倍にすればよいか。
ア 1/6 イ 1/4 ウ 1/3 エ 1/2
現在のターンアラウンドタイム=300+600+100=1000ミリ秒
これを半分の500ミリ秒にする
500-300-100=100ミリ秒
100/600=1/6
問19
リアルタイムシステムをハードリアルタイムシステムとソフトリアルタイムシステムに分類したとき,ハードリアルタイムシステムに該当するものはどれか。
ア Web配信システム イ エアバック制御システム
ウ 座席予約システム エ バンキングシステム
このような分類が定義されているかどうか私は知らない。
ハードとは機械的に即応するもの,ソフトとは何らかのソフトウェアが介在するものと解釈する。
問20[fe071-27][sd05-01]
キャッシュメモリと主記憶との間でブロックを置き換える方式にLRU方式がある。この方式で置換えの対象になるブロックはどれか。
ア 一定時間参照されていないブロック
イ 最後に参照されてから最も長い時間が経過したブロック
ウ 参照頻度の最も低いブロック
エ 読み込んでから最も長い時間が経過したブロック
仮想記憶方式でのページングのルール
LRU:Least Recently Used,最も長い時間使用されなかったページをページアウト
アは×。
イは○。
ウは×。LFU(Least Freguently Used)
エは×。FIFO(First In First Out)
問21[ad091-21]
絶対パス名 \a\a\b\c をもつディレクトリがカレントディレクトリであるとき,相対パス名 .\..\..\a\b\file をもつファイルを,絶対パス名で表現したものはどれか。
ここで,ディレクトリ及びファイルの指定方法は,次の規則に従うものとする。
〔指定方法〕
ア \a\b\file イ \a\a\b\file ウ \a\a\a\b\file エ \a\a\b\a\b\file
相対アドレス . \.. \.. \a \b \file
絶対アドレス \a\a\b\c \a\a\b \a\a \a\a\a \a\a\a\b \a\a\a\b\file
問22
図はプログラムを反訳して実行するまでの流れを示したものである。コンパイラ,リンカ,ローダの入出力の組合せとして,適切なものはどれか。
[ b ]
↓
原始プログラム→コンパイラ→[ a ]→リンカ→ローダ
a b c
ア 目的プログラム ライブラリモジュール ロードモジュール
イ ライブラリモジュール ロードモジュール 目的プログラム
ウ ロードモジュール 目的プログラム ライブラリモジュール
エ ロードモジュール ライブラリモジュール 目的プログラム
リンカ(連係編集)は,他の目的プログラム群(ライブラリモジュール)を取り込んで,機械語のプログラム(ロードモジュール)にする。
参照:「言語プロセッサによる翻訳」
問23
OSIによるオープンソースソフトウェアの定義に従うとき,適切なものはどれか。
OSIによるオープンソース・ライセンスの定義にOSD(Open Source Definition)がある。
アは×。特定の個人やグループ,用途分野などによる差別の禁止
イは×。GPLではこれを求めているが,OSDでは必要条件とはしていない。
ウは×。第三者が無償でも有料での再配布することを認めている。
エは○。再配布するのでなければ公開義務はない。これを義務付けている他のルールもある。
参照:「購入ソフトウェアと著作権」
問24
図の論理回路と同じ出力が得られる論理回路はどれか。

![]() |
A B C D X | ||
![]() |
A B C X | ||
![]() |
A B C X | ||
![]() |
A B C X | ||
![]() |
A B C D X |
参照:「論理演算と論理回路」
問25[fe111-25]
図に示す1けたの2進数xとyを加算し,z(和の1けた目)及びc(けた上げ)を出力する半加算器において,AとBの素子の組合せとして,適切なものはどれか。

A B
ア 排他的論理和 論理積
イ 否定論理積 否定論理和
ウ 否定論理和 排他的論理和
エ 論理積 論理和
各素子の真理値表
x y 論理積 論理和 否定論理積 否定論理和 排他的論理和
1 1 1 1 0 0 0
1 0 0 1 1 0 1
0 1 0 1 1 0 1
0 0 0 0 1 1 0
半加算器の真理値表
x y z c
1 1 0 1
1 0 1 0
0 1 1 0
0 0 0 0
│ └論理積
└排他的論理和
参照:「論理演算と論理回路」
問26
GUIの部品の一つであるラジオボタンの用として,適切なものはどれか。
ア いくつかの項目について,それぞれの項目を選択するかどうかを指定する。
イ いくつかの選択項目から一つを選ぶときに,選択項目にないものはテキストボックスに入力する。
ウ 互いに排他的ないくつかの選択項目から一つを選ぶ。
エ 特定の項目を選択することによって表示される一覧形式の項目の中から一つを選ぶ。
アは×。チェックボックス
イは×。テキストボックス
ウは○。
エは×。プルダウンメニュー
問27
Webコンテンツのユーザビリティの説明として,適切なものはどれか。
ア 障害,年齢,性別,国籍などにかかわらず,だれもが使える設計をいう。
イ 障害者や高齢者がサービスを支障なく操作または利用できる機能をいう。
ウ 障害者や高齢者に負担をかけない設計をいう。
エ どれだけ利用者がストレスを感じつに,目標とする要求が達成できるかをいう。
アは×。ユニバーサルデザイン
イは×。Webアクセシビリティ
ウは×。バリアフリー
エは○。
参照:「Webアクセシビリティ」
問28
ヒューマンインタフェース設計において,操作の一貫性向上を目的とするものはどれか。
ア Undo(元に戻す)機能によって,ひとつ前の操作状況に戻せようにする。
イ ショートカットキーによって操作できるようにする。
ウ どの画面においても操作ボタンの表示位置や形を同じにする。
エ 利用者の操作に対応した処理の進行状況を表示する。
操作の一貫性→どの処理でも同じ操作→ウが○
アは×。ミス操作への対処
イは×。効率性の向上
エは×。いらいらの削減
問29[sd02-16]
ある企業では,顧客マスタファイル,商品マスタファイル,担当者マスタファイルおよび当月受注ファイルを基にして,月次で受注実績を把握している。各ファイルの項目が表のとおりであるとき,これら四つのファイルを使用して当月分と直前の3か月分の出力が可能な受注実績はどれか。
┌──────┬─────────────────────┬──────────┐
│ファイル │ 項 目 │ 備 考 │
├──────┼─────────────────────┼──────────┤
│顧客マスタ │顧客コード,名称,担当者コード, │各顧客の担当者は1人│
│ファイル │前月受注額,2ヶ月前受注額,3ヶ月前受注額│ │
├──────┼─────────────────────┼──────────┤
│商品マスタ │商品コード,名称, │ --- │
│ファイル │前月受注額,2ヶ月前受注額,3ヶ月前受注額│ │
├──────┼─────────────────────┼──────────┤
│担当者マスタ│担当者コード,氏名 │ --- │
│ファイル │ │ │
├──────┼─────────────────────┼──────────┤
│当月受注 │顧客コード, │当月の合計受注額 │
│ファイル │商品コード,受注額 │ │
└──────┴─────────────────────┴──────────┘
ア 顧客別の商品別受注実績 イ 商品別の顧客別受注実績
ウ 商品別の担当者別受注実績 エ 担当者別の顧客別受注実績
問30
静止画データの圧縮符号化に関する国際標準はどれか。
ア BMP イ GIF ウ JPEG エ MPEG
国際標準 静止画像
BMP × ○
GIF × ○
JPEG ○ ○
MPEG ○ 動画
参照:「マルチメディアと拡張子」(hs-multi)
問31
データベースサーバを利用したクライアントサーバシステムにおいて,大量のSQL文が発生することによってクライアントとサーバ間の通信負荷が問題となった。このときの解決策として,適切なものはどれか。
ア インデックスの見直し イ ストアドプロシージャ機能の利用
ウ データベースの再編成 エ 動的SQLの利用
通信負荷が問題→転送データ量の削減
アは×。データベースサーバの効率化
イは○。サーバ上で処理をした結果だけをダウンロードする
ウは×。データベースサーバの効率化
エは×。SQLを含むプログラムの効率化
(動的SQL:実行時に文字列としてSQL文を生成する機能)
問32
「従業員」表を第3正規形にしたものはどれか。ここで,下線部は主キーを表す。
従業員(従業員番号,従業員氏名,{技能コード,技能名,技能経験年数})
({ }は繰返しを表す)
ア 従業員番号,従業員氏名
技能コード,技能名,技能経験年数
イ 従業員番号,従業員氏名,技能コード,技能経験年数
技能コード,技能名
ウ 従業員番号,技能コード,技能経験年数
従業員番号,従業員氏名
技能コード,技能名
エ 従業員番号,技能コード
従業員番号,従業員氏名,技能経験年数
技能コード,技能名
従業員番号が決まれば一意に決まるもの:従業員氏名
技能コードが決まれば一意に決まるもの:技能名
従業員番号と技能コードにより決まるもの:技能経験年数
の3つの表になる。
アは×。従業員と技能が結び付かない
イは×。従業員氏名が重複して現れる
ウは○。
エは×。複数の技能をもつとき技能経験年数は従業員番号だけでは決まらない
参照:「データの正規化」
問33
関係データベースの「製品」表と「売上」表から,売上報告のビュー表を定義するSQL文中のaに入るものはどれか。
CREATE VIEW 売上報告(製品番号, 製品名, 納品数, 売上年月日, 売上金額)
AS [ a ] 製品, 製品番号, 製品.製品名, 売上.納品数, 売上.売上年月日,
売上.納品数 * 製品.単価
FROM 製品, 売上
WHERE 製品.製品番号 = 売上.製品番号
表名 列名
製品 製品番号, 製品名, 単価
売上 製品番号, 納品数, 売上年月日
ア GRANT イ INSERT ウ SCHEMA エ SELECT
AS以降の文により仮想的に定義された表がビューになる。
問34
関係データベースの操作に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 結合は,二つ以上の表を連結して,一つの表を生成することをいう。
イ 射影は,表の中から条件に合致した行を取り出すことをいう。
ウ 選択は,表の中から特定の列を取り出すことをいう。
エ 挿入は,表に関して特定の列を挿入することをいう。
アは○。
イは×。選択
ウは×。射影
エは×。列ではなく行
参照:「RDBの基本操作とSQL」
問35[ad091-38]
トランザクションTはチェックポイント取得後に完了し,その後にシステム障害が発生した。データベースをトランザクションTの終了直後の状態に戻すために用いられる復旧技法はどれか。ここで,チェックポイントのほかに,トランザクションログが利用できるものとする。
ア 2相ロック イ トランザクションスケジューリング ウ ロールバック エ ロールフォワード
更新中の障害=ロールバック,完了後の障害=ロールフォワード
参照:「バックアップとリカバリー」
問36
1.5Mビット/秒の伝送路を用いて12Mバイトのデータを転送するために必要な伝送時間は何秒か。ここで回線利用率を50%とする。
ア 16 イ 2 ウ 64 エ 128
転送量=12[Mバイト]×8[ビット/バイト]=96×106[ビット]
転送速度=1.5×106[ビット/秒]×0.5=0.75×106[ビット/秒]
転送時間=転送量/転送速度=(96×106)/(0.75×106)=128[秒]
問37
複数のLAN同士を,ネットワーク層で相互に接続するのに使用する装置はどれか。
ア ハブ イ ブリッジ ウ リピータ エ ルータ
ハブ:物理層
ブリッジ:データリンク層
リピータ:物理層
ルータ:ネットワーク層
参照:「LANの接続機器」
問38
IPアドレス 10.128.192.10 のアドレスクラスはどれか。
ア クラスA イ クラスB ウ クラスC エ クラスD
IPアドレスの先頭ビット
クラスA=0
クラスB=10
クラスC=110
クラスD=1110
10=0001 0000 →クラスA
参照:「IPアドレス」
問39[ad091-17]
図の環境で利用される①~③のプロトコルの組合せとして,適切なものはどれか。
┌─────────┐ ③メール転送 ┌─────────┐
│ メールサーバ │←──────→│ メールサーバ │
└──────┬──┘ └─────────┘
↑ │
①メール送信│ │②メール受信
│ ↓
┌──┴──────┐
│メールクライアント│
└─────────┘
① ② ③
ア POP3 POP3 POP3
イ POP3 SMTP POP3
ウ SMTP POP3 SMTP
エ SMTP SMTP SMTP
送信・転送はSMTP,受信はPOP3
参照:「電子メールが届く仕組み」
問40
ある商店が,顧客からネットワークを通じて注文(メッセージ)を受信するとき,公開鍵暗号方式を利用して,注文の内容が第三者にわからないようにしたい。商店,顧客のそれぞれが利用する,商店の公開鍵,秘密鍵の適切な組合せはどれか。
商店が利用する 顧客が利用する
ア 公開鍵 公開鍵
イ 公開鍵 秘密鍵
ウ 秘密鍵 公開鍵
エ 秘密鍵 秘密鍵
送信者(顧客)は受信者(商店)の公開鍵で暗号化
受信者(商店)は受信者(商店)の秘密鍵で復号
参照:「公開鍵暗号方式」
問41
リスク移転を説明したものはどれか。
ア 損失の発生率を低下させること
イ 保険に加入するなど資金面での対策を講じること
ウ リスクの原因を除去すること
エ リスクを扱いやすい単位に分解するか集約すること
アは×。リスクコントロール・損失制御
イは○。リスクファイナンス。保険と移転をわけることが多いが,他が×なので,保険≒移転と考える
ウは×。リスクコントロール・回避
エは×。リスクコントロール・分離,結合
参照:「リスク・コントロールとリスク・ファイナンス」
問42[fe071-67]
Webビーコンに該当するものはどれか。
ア PCとWebサーバ自体の両方に被害を及ぼす悪意のあるスクリプトによる不正な手口
イ Webサイトからダウンロードされ,PC上で画像ファイルを消去するウイルス
ウ Webサイトで用いるアプリケーションプログラムに潜在する誤り
エ Webページなどに小さい画像を埋め込み,利用者のアクセス動向などの情報を収集する仕組み
Webページに埋め込まれた1ドット程度の小さな画像で閲覧者は気付かない。
閲覧したときに,この画像をダウンロードするためにサーバにアクセスする
サーバはWebページにアクセスがあったという情報を得る。
アは×。クロスサイトスクリプティング
イは×。アニメウイルス。Webビーコンをウイルスといえるかどうか。
ウは×。単なるバグ(WebビーコンをWebバグともいう)
エは○。
問43
生体認証システムを導入するときに考慮すべき点として,最も適切なものはどれか。
アは×。アンチウイルスソフト(ワクチン)のこと? またはOSの機能?
イは×。指紋や虹彩のパターンは一生不変。更新の必要はない。
ウは×。生体認証システムは,PC利用や入室などの権限をチェックするためのもの。
インターネットでの電子署名とは無関係。
エは○。パスワードと異なり,100%認識することはできない。
本人拒否率をFRR,他人受入率をFARという。
問44
システム開発の最初の工程で行う作業として,適切なものはどれか。
ア 各プログラムの内部構造を設計する。
イ 現状の業務を分析して,システム要件を整理する。
ウ サブシステムをプログラム単位まで分割し,各プログラムの詳細を設計する。
エ ユーザインタフェースを設計する。
要件定義(イ)→外部設計(エ)→内部設計(ウ)→プログラム設計(ア)
参照:「システム開発のライフサイクル」
問45
システム開発におけるウォータフォールモデルの説明はどれか。
アは×。インクリメンタルモデル
イは○。ウォータフォール=滝(逆流しない)
ウは×。プロトタイピングモデル
エは×。スパイラルモデル
参照:「システム開発技法」
問46[ad071-28][ad051-30]
E-R図の説明はどれか。
ア オブジェクト指向モデルを表現する図である。
イ 時間や行動などに応じて,状態が変化する状況を表現する図である。
ウ 対象となる世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
エ データの流れを視覚的にわかりやすく表現する図である。
アは×。UML
イは×。状態遷移図
ウは○
エは×。DFD
参照:「ERモデル」
問47
オブジェクト指向の基本概念の組合せとして,適切なものはどれか。
ア 仮想化,構造化,投影,クラス
イ 具体化,構造化,連続,クラス
ウ 正規化,カプセル化,分割,クラス
エ 抽象化,カプセル化,継承,クラス
参照:「オブジェクト指向DB」
問48
ソフトウェアのテスト工程において,バグ管理図を用いて,テストの進捗状況とソフトウェアの品質を判断したい。このときの考え方のうち,最も適切なものはどれか。
アは×。スケジュール見直しの基礎資料が必要
イは×。バグが発見できていないともいえる
ウは○。
エは×。「正確な予測」には,これ以外にも質的な把握が必要
問49
モデリングツールを使用して,本稼働中のデータベースシステムの定義情報から,E-R図などで表現した設計書を生成する手法はどれか。
ア コンカレントエンジニアリング イ ソーシャルエンジニアリング
ウ フォワードエンジニアリング エ リバースエンジニアリング
問50
ある製品の開発に使用された組込みシステムの開発環境における維持管理に関する記述として,最も適切なものはどれか。
保守の開発環境は,製品を開発した環境と同じであることが望ましい。また,変更に対応できるならば,最近の優れた環境を用いることも必要である。
アは×。費用対効果の視点が必要
イは×。上述の通り。
ウは○。必要になったときに動作しないと困る
エは×。サービス期間が設定される。機器等はレンタル会社が維持責任はあっても,それを用いる環境までは保証されない。
問51
アローダイアグラムのクリティカルパスと,Hの最早開始日の適切な組み合わせはどれか。ここで,矢線の数字は作業所要日数を示し,Aの最早開始時を0日とする。

クリティカルパス Hの最早開始日
ア A-B-E-I 7
イ A-B-E-I 8
ウ A-C-D-E-I 7
エ A-C-D-E-I 8
最早開始日=最早結合点時刻

参照:「PERTの解法」
問52
ソフトウェアの開発規模から開発工数を見積もる際に,必要な情報はどれか。
ア 開発期間 イ 開発要員数 ウ 工程ごとの工数配分比率 エ 生産性
すべての情報が開発工数に関係するが,基本的には「開発工数=開発規模/生産性」である。
問53
表は,1人で行うプログラム開発の開始時点での計画表である。6月1日に作業を開始し,6月16日の終了時点でコーディング作業の25%が終了した。6月16日の終了時点で残っている作業は全体の約何%か。ここで,開発は,土日を除く週5日間で行うものとする。
作業 計画工数(日数) 完了予定日
仕様書作成 2日 6月 2日(火)
プログラム設計 5日 6月 9日(火)
テスト計画書作成 1日 6月10日(水)
コーディング 4日 6月16日(火)
コンパイル 2日 6月18日(木)
テスト 3日 6月23日(火)
ア 30 イ 47 ウ 52 エ 53
計画工数=2+5+1+4+2+3=17[日]
6月16日でコーディングが25%終了
→16日までの工数=2+5+1+4×0.25=9[日]
残りの作業=17-9=8[日]
8[日]/17[日]=0.47→47[%]
問54[ad032-50]
ある商品のメーカ別の市場構成比を表すのに適切なグラフはどれか。
ア Zグラフ イ 帯グラフ ウ 折れ線グラフ エ レーダチャート
割合→円グラフ,帯グラフ
参照:「グラフ」
問55[ad091-39]
一斉移行方式の特徴のうち,適切なものはどれか。
ア 新旧システム間を接続するアプリケーションが必要となる。
イ 新旧システムを並行させて運用し,ある時点で新システムに移行する。
ウ 新システムへの移行時のトラブルの影響が大きい。
エ 並行して稼働させるための運用コストが発生する。
一斉移行方式では,新旧システムの並行運用期間がない(試運転期間を除いて)→ウ以外は×
逐次移行ならば,トラブル発生は移行部分に関係する個所に限定されるが,
一斉移行では,全部分にトラブルの可能性がある→ウは○
問56[ad091-14]
システムの信頼性を比較する目的で稼働率を測定するのに適切な時期はどれか。
ア システムの運用を開始した直後に発生したトラブルが解決されて安定してきた時期
イ システムの運用を開始した時期
ウ システムリリースの可否を判断する時期
エ 長時間のシステム利用を経て,老朽化によるトラブルが増え始めた時期
アは○。他の要因を排除するため,安定している時期が適切
イは×。初期故障が多い。アプリケーションのミスもある。
ウは×。データが得られない。
エは×。取り換えの検討に利用することはできるが,信頼性の比較とは異なる。
問57
データベースシステムと業務アプリケーションが稼働しているサーバのOSのバージョンアップの案内が届いた。バージョンアップを行うか否かの判断のうち,適切なものはどれか。
データベースシステムは,市販のソフトウェアを用いているが,現行のOSの管理機能を用いている。業務アプリケーションは,個別に開発したシステムであり,おそらくデータベースシステムをアクセスしていると思われる。すなわち,OS→データベースシステム→業務アプリケーションの階層になっている。
アは×。業務アプリケーションでの不具合が生じるかもしれない。
イは×。業務が正しく行えることが優先。それが不安ならバージョンアップしない。
ウは×。データベースのベンダの絶対的な保証がなければ,勝手に判断するのは危険。
エは○。先にデータベースシステムの確認をすることが必要。
問58
システム監査人の役割に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アが○。これがシステム監査の定義。
イ~エの個別業務の実施はシステム監査人の任務ではない。これらが適切に行われる体制ができており,適切に実施されているかを監査するのは任務の一つである。
参照:「システム監査基準の概要」
問59
「システム管理基準」の説明はどれか
アは×。「コンピュータウイルス対策基準」
イは×。「コンピュータ不正アクセス対策基準」
ウは○。「システム管理基準」
エは×。「ソフトウェア管理ガイドライン」
問60
IT統制を予防統制と発見統制に分類した場合,データ入力の誤りや不正の発見統制に該当するものはどれか。
ア データ入力画面を,操作ミスを起こしにくいように設計する。
イ データ入力結果の出力リストと入力伝票とを照合する。
ウ データ入力者を限定し,アクセス権限を付与する。
エ データ入力マニュアルを作成し,入力担当者に教育する。
アは×。データ入力の誤りの予防統制
イは○。データ入力の誤りの発見統制
ウは×。不正の予防統制
エは×。データ入力の誤りの予防統制
問61
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
問62[sd06-39]
情報システムの全体計画立案時に策定される業務モデルはどれか。
ア 基幹系の機能とそれに必要なデータ項目を定義する。
イ 既存の情報システムとデータベースの関係を定義する。
ウ 組織の機能と帳票とを関連付ける。
エ ビジネスプロセスとデータクラスを関連付ける。
全体計画立案→個別システムではない
アは×。基幹系だけではない
イは×。既存システムだけではない
ウは×。基幹系だけではない
エは○。ビジネスプロセス=業務の流れ,データクラス=データの構造
参照:「ビジネスモデルなど」
問63
図は,業務改善の進め方を六つのステップに分解したものである。A~Dのそれぞれにはア~エに示す活動のいずれかが対応するとした場合,Cに該当する活動はどれか。
ステップ1 改善目的の確認
↓
ステップ2 A
↓
ステップ3 B
↓
ステップ4 C
↓
ステップ5 D
↓
ステップ6 実施と効果の確認
ア 改善案の策定 イ 改善案の評価 ウ 改善目標の設定 エ 問題の把握
PDCAを考える。
改善目的の確認
A 問題の把握(エ)
B 改善目標の設定(ウ)
C 改善案の策定(ア)
D 改善案の評価(イ)
実施と効果の確認
問64
定性的な評価項目を定量化する方法としてスコアリングモデルがある。4段階評価のスコアリングモデルを用いると,表に示した項目から評価されるシステム全体の目標達成度は何%となるか。
評価項目 重み 判定内容
省力化効果 5 予定通りの効果があった
期間の短縮 8 従来と変わらない
情報の統合化 12 部分的には達成された
4段階評価法
3:予定どおり 2:ほぼ予定どおり
1:部分改善 0:変わらず
ア 27 イ 36 ウ 43 エ 52
評価項目 重み 評価
省力化効果 5 × 3 = 15
期間の短縮 8 × 0 = 0
情報の統合化 12 × 1 = 12
─── ───
合計 25 27
完全達成のときの得点=25×3=75
目標達成度=27/75=36[%]
問65
共通フレーム2007によれば,システム化計画を立案するときに考慮すべき事項はどれか。
ア 運用を考えて,できるだけ自社の社員で開発するよう検討を進める。
イ 失敗を避けるため,同業他社を調査し,同じシステムにする。
ウ 情報化の構想,運用マニュアル及び障害対策を具体的に示す。
エ 情報システムの有効性及び投資効果を明確にする。
アは×。内製・外注の推奨はしていない
イは×。このような方法にはふれていない
ウは×。運用マニュアルや障害対策はシステム化計画(企画プロセス)ではない
エは○。企画プロセスのシステム化構想の立案にこの項目がある
参照:「共通フレーム2007」
問66
共通フレーム2007によれば,企画プロセスの目的はどれか。
アは○。主ライフサイクルプロセス>企画プロセス
イは×。支援ライフサイクルプロセス>品質保証プロセス
ウは×。支援ライフサイクルプロセス>問題解決プロセス
エは×。支援ライフサイクルプロセス>文書化プロセス
参照:「共通フレーム2007」
問67
契約タイプで一括請負契約に属するものはどれか。
ア・イは×。請負契約ではあるが実費償還契約は一括請負ではない。
ウは×。派遣契約
エは○。
問68[ad072-61]
企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
ア・イは×:BPR→参照:「BPR」(kj1-bpr)
エは×:コア・コンピタンス→参照:「コア・コンピタンスとアウトソーシング」(kj1-core-competance)
ウは○
問69
競争戦略において,ニッチ戦略の特徴はどれか。
ア 市場での地位向上とトップシェア奪取を目標とした差別化戦略の展開を図る。
イ 総市場規模を拡大することでシェアを維持しながら新規需要の獲得を図る。
ウ 他社が参入しにくい特定の市場に対して専門化し,高利益率を図る。
エ リーダーの行動を観察し,迅速に模倣することで製品開発などのコスト削減を図る。
アは×。チャレンジャー戦略
イは×。リーダー戦略
ウは○。
エは×。フォロワー戦略
参照:「ポジショニング分析」
問70
プロダクトライフサイクルにおける成長期の特徴はどれか。
アは○。成長期
イは×。成熟期
ウは×。衰退期
エは×。導入期
参照:「PPM」
問71
TLO(Technology Licencing Organization)法に基づき,承認又は認定された事業者の役割として,適切なものはどれか。
ア 企業からの委託研究,または共同研究を受け入れる窓口として,企業と大学との調整を行う。
イ 研究者からの応募に基づき,補助金を支給して先進的な研究を発展させる。
ウ 大学の研究成果を特許化し,又は企業への技術移転を支援し,産学の仲介役を果たす。
エ 民間企業が保有する休眠特許を発掘し,他企業にライセンスして活用を図る。
TLO法:大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律,略称:大学等技術移転促進法
TLO:技術移転機関。大学の研究者の研究成果を特許化し,それを民間企業等へ技術移転する法人。産学間の仲介役の役割を果たす。文部科学省及び経済産業省両省の承認が必要。
アは×。産学共同研究センター
イは×。大学改革推進等補助金
エは×。知的所有権センター,特許流通アドバイザーなど
問72
デジタルデバイドを説明したものはどれか。
アは○。デジタルデバイド=情報格差
イは×。電子政府,電子自治体。その推進のためにもデジタルデバイド解消が必要
ウは×。地域格差解消はデジタルデバイド解消の一手段
エは×。ワンストップサービス? デジタルデバイドとは直接の関係はない
問73
デビットカードの決済方式はどれか。
ア 後払い方式の決済を行う。
イ カード内で残高管理を行い,財布のように利用できる。
ウ 前払い方式の決済を行う。
エ 利用金額を預金口座から即時に引き落とす。
デビットカード:銀行のキャッシュカードを支払いカードとして用いる。オンラインで接続して,リアルタイムで引き落とす。→エが○
アは×。クレジットカード
イは×。電子財布
ウは×。プリペイドカード
問74
組込みシステムの用途として,適切でないものはどれか。
ア FA機器又は医療機器を制御するシステム
イ 音響・映像機器を制御するシステム
ウ 銀行のATM端末システム
エ 列車の座席予約を管理するホストシステム
組込みシステム:機器に組み込まれているマイクロプロセッサによるシステム
ホスト側のシステムは組込みシステムではない。
問75
M&Aの利点はどれか。
M&A(Merger and Acquisition:企業買収)
アは×。職能別組織
イは○。買収相手企業のコア・コンピタンスの活用
ウは×。社内ベンチャー,子会社化
エは×。事業部制
問76
取扱商品をABC分析した場合,Aグループの管理対象となる商品の商品番号はどれか。
商品番号 年間販売数 単価 年間売上高
1 110 2 220
2 60 40 2,400
3 10 4 40
4 130 1 130
5 50 12 600
6 1 25 25
7 10 2 20
8 150 2 300
9 20 2 40
10 50 1 50
───────────────────
合計 591 3,825
ア 1と2 イ 2と5 ウ 2と6 エ 4と8
Aグループ=大きいもの
販売数は金額で考えるので×
単価は,高価なものは重点管理が必要ではあるが,販売数が小さいのは,ばらつきも小さいし,在庫も少ないと考えられる。
それで,売上高の大きいものが対象になる。
問77[ad062-67]
部品の受払記録が表のように示される場合,先入先出法を採用したときの4月10日の払出単価は何円か。
取引日 取引内容 数量(個) 単価(円) 金額(円)
4月1日 前月繰越 2,000 100 200,000
4月5日 購入 3,000 130 390,000
4月10日 払出 3,000
ア 100 イ 110 ウ 115 エ 118
4月10日の払出3,000個の金額
= 前月繰越 2,000[個]×100[円/個]=200,000[円]
+ 4月5日購入 1,000[個]×130[円/個]=130,000[円]
→330,000円
単価=330,000[円]/3,000[個]=110[円/個]
参照:「財務・会計の基礎」
問78
著作権法において,保護の対象にならないものはどれか。
ア インターネットで公開されたフリーソフトウェア
イ ソフトウェアの操作マニュアル
ウ データベース
エ プログラム言語や規約
アは×。フリーソフトは著作権がフリーになったのではない
イは×。マニュアルは著作物
ウは×。情報の選択,分類などが著作になる
エは○。言語,規約,解法
参照:「プログラムと著作権」
問79[ad091-77]
特許権を説明したものはどれか。
アは○。
イは×。商標権
ウは×。意匠権
エは×。著作権
参照:「知的財産権の体系」
問80[ad091-54]
「コンピュータ不正アクセス対策基準」に適合しているものはどれか。
ア 監視効率を向上させるためにすべてのネットワークを相互接続する。
イ 業務上必要な場合は,利用者IDを個人間で共有して使用できる。
ウ システム管理者が,すべての権限をもつ利用者IDを常に使用できる。
エ 組織のセキュリティ方針を文書化し,定期的に研修を開催する。
この基準を知らなくても,対策として適切かどうかで判断できる。
アは×。機密性の高いデータは,外部ネットワークとは接続しない。
イは×。権限まで共通してしまう。これでは不正者を特定できない。
ウは×。システム管理者間に分散させる。通常の利用では権限者でログオンしない。
エは○。セキュリティポリシーである。基準に「情報収集及び教育」の項目がある。
参照:「コンピュータ不正アクセス対策基準」