問1
フラッシュメモリの特徴として,適切なものはどれか。
ア アクセスが高速なので,キャッシュメモリなどに使用される。
イ 一度しか書き込めないので,プログラムメモリなどに使用される。
ウ 書換えができる記憶保持型のメモリなので,USBメモリやSDカードに使用される。
エ リフレッシュ処理が必要であるが何度でも書換えができるので,主記憶などに使用される。
アは×。SRAMの説明。
イは×。CD-Rなど追記型。
ウは○。
エは×。DRAMの説明。
参照:「半導体素子」(hs-rom-ram)
問2[ad042-03]
問3[ad031-04]
問4
磁気テープの特徴に関する記述として,適切なものはどれか。
ア 体積が大きく運搬ができないので,保管や再利用には適していない。
イ 大量のデータが記憶でき,安価であるので,磁気ディスクのバックアップなどによく利用される。
ウ 低速ではあるが,ランダムアクセスが可能である。
エ ビット当たりの価格は磁気ディスクより高価である。
磁気テープの特徴:記憶容量大,安価,シーケンシャルアクセス
用途:バックアップ
参照:「光ディスク」(hs-cd-dvd)
問5
USBハブの説明として,適切なものはどれか。
ア ハブ同士はクロスケーブルで接続する。
イ ハブの接続は,コンピュータの電源を入れる前に行う必要がある。
ウ ハブを経由して,複数のコンピュータ同士を接続することができる。
エ ハブを利用して,外部機器をハブを含めて最大127台まで接続できる。
アは×。
クロスケーブル:コンピュータ同士の接続
ストレートケーブル:コンピュータとそれ以外の機器,それ以外の機器同士
イは×。電源を入れる前でも後でもよい。
ウは×。コンピュータ同士の接続はできない。
エは○。
参照:「パソコンと周辺装置の接続」(hs-shuhen-interface)
問6
ハイバネーションに関する記述として,適切なものはどれか。
ア コンピュータ内に保存されたデータやプログラムを磁気ディスクなどの記憶媒体に保存する機能
イ コンピュータ内のシステム情報を特定のタイミングで抜き出して,メモリや磁気ディスクに格納する機能
ウ コンピュータの電源を切る直前の作業状態を磁気ディスクに保存する機能
エ 省電力モードに移行する直前の作業状態を主記憶に保存する機能
コンピュータの省電力モード
サスペンド(停止状態)
主記憶内容保持のための電源供給必要
ハイバネーション(休止状態)
状態を磁気ディスクに保存して電源切断,再開時に電源を入れて主記憶に書き戻す
アは×。単なる保存
イは×。自動バックアップ機能
ウは○。ハイバネーション
エは×。サスペンド
問7
使用しているPCの応答時間が悪化してきたので調査したところ,磁気ディスクの入出力時間が増大してきたことが分かった。この状況を改善するためにユーティリティを導入し,シーク動作を減少させて効率よくアクセスできるようにしたい。このとき,ユーティリティが行うべき適切な処理はどれか。ここで,利用する磁気ディスクは1台とする。
ア 大きなサイズのファイルを同一のディレクトリ(フォルダ)に格納する。
イ 各ファイルを磁気ディスクの複数の領域に分散する。
ウ 参照頻度の高いファイルを磁気ディスクの連続した領域に格納する。
エ 参照頻度の高いファイルを同一のディレクトリ(フォルダ)に格納する。
シーク動作の減少=データを連続した領域に保管=デフラグ→ウ
ア・エは×。フォルダは論理的・・・物理的保管領域ではない
イは×。複数のディスクに分散配置するのは並行アクセスができ効果的だが題意と異なる
参照:「磁気ディスクの断片化とデフラグ」(hs-disk-defrag)
問8
PCに接続した周辺機器をアプリケーションソフトから利用できるようにするために,OSと周辺機器を仲介する目的で周辺機器ごとに用意されるソフトウェアはどれか。
ア インストーラ イ デバイスドライバ ウ デバイスマネージャ エ フォーマッタ
アは×。インストーラはプログラムをパソコンに入れて実行できる環境を作成するソフト
イは○。
ウは×。デバイスマネージャはコンピュータに接続している機器を一元的に管理する機能
エは×。フォーマッタは磁気ディスクやフロッピーのフォーマットを行うソフト
参照:「パソコンと周辺装置の接続」(hs-shuhen-interface)
問9
記憶媒体の有効利用やバックアップ,配布などの効率化を目的として,複数のファイルを一つにまとめる処理はどれか。
ア アーカイブ イ アロケート ウ パッチ エ プロテクト
アは○。同時にファイル圧縮処理や,圧縮したファイルを復元する伸張処理機能も持つ
イは×。アロケートとは,プログラムを実行するとき使用するメモリ領域を割り当てること
ウは×。パッチとはプログラムの一部を修正すること
エは×。プロテクトとは防止のこと。ファイルのコピーや書換えを防止する
問10
2,000kバイトのデータをファイルへ出力するとき,次の条件でデータを圧縮して出力する時間は,圧縮しない場合に比べてどうなるか。
〔条件〕
(1) ファイル出力に要する時間は1kバイト当たり10ミリ秒である。
(2) データの圧縮率は50%で,圧縮に要する処理時間は1kバイト当たり5ミリ秒である。
(3) 圧縮処理とファイル出力は並行動作しない。
ア 20秒短くなる。 イ 10秒短くなる。 ウ 変わらない。 エ 10秒長くなる。
圧縮をしないとき
2,000[kバイト×10[ミリ秒/kバイト]=20,000[ミリ秒]=20秒
圧縮したとき
圧縮時間:2,000kバイト× 5ミリ秒=10秒
転送時間:1,000kバイト×10ミリ秒=10秒
合計:10秒+10秒=20秒
参照:「数値単位と物理単位」(hs-tani)
問11
2層構造と3層構造のクライアントサーバシステムを比較したとき,3層構造の特徴として,適切なものはどれか。
ア アプリケーションの開発とその保守作業の作業効率は悪くなる。
イ クライアントとサーバ間の通信量が増加しやすい。
ウ データの処理ロジックを変更しても,クライアントモジュールへの影響を少なくできる。
エ 利用するデータベースを三つの機能層に分割するので,性能が向上する。
2層構造とはCSSのこと。
3層構造はサーバをファンクション(処理)とデータに区分
運用でのサーバ変更がしやすい
アは×。プログラムそのものには直接の関係はない。保守作業はむしろ容易に。
イは×,サーバ間の通信量は増加。クライアントとの間はたいした変化なし。
ウは○。クライアントはブラウザだけ。
エは×。データベースを3層構造にするのではない。
参照:「LANの3層構造」(nw-3sou-kouzou)
問12[ad042-12]
問13
システムが単位時間内にジョブを処理する能力の評価尺度はどれか。
ア MIPS値 イ 応答時間 ウ スループット エ ターンアラウンドタイム
MIPS値;CPUが1秒間に実行する命令数[百万命令/秒]
スループット:単位時間に処理するデータ件数[件/時間]
応答時間:命令を与えてから出力が開始されるまでの時間[時間]
ターンアラウンドタイム:命令を与えてから最終結果が得られるまでの時間[時間]
参照:「スループット,応答時間」(hs-response-tat)
問14
装置aとbのMTBFとMTTRが表のとおりであるとき,aとbを直列に接続したシステムの稼働率は幾らか。
(単位:時間)
装置 MTBF MTTR
a 80 20
b 180 20
ア 0.72 イ 0.80 ウ 0.85 エ 0.90
稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)
装置aの稼働率:Ra=80÷(80+20)=80÷100=0.8
装置bの稼働率:Rb=180÷(180+20)=180÷200=0.9
直列接続したシステムの稼働率=Ra×Rb
=0.8×0.9=0.72
参照:「RAS,MTBF,MTTR」(hs-mtbf-mttr)
問15
フェールセーフ設計の考え方として,適切なものはどれか。
ア 安全で信頼できる部品だけを用いて,想定期間中に故障が発生しないようにする。
イ 機器が故障したり人間が操作の間違いを犯したりしても,安全だけは確保する。
ウ 障害発生後に機能が低下するにしても,まずはシステムの運転を継続させる。
エ 定期的な点検によって,機器の正常な機能を維持し,連続稼働時間を延ばす。
アは×。部品の信頼性
イは○。
ウは×。フェールソフト
エは×。定期保守
フェールセーフ:故障しても機能を低下させない機能。デュアルシステム
フェールソフト:故障個所を切り離して,性能低下しても稼動維持する機能。デュープレックス
フールプルーフ:操作ミスを防ぐ機能
参照:「フェイルセーフなど」(hs-failsafe)
問16[ad051-16]
問17
現在広く利用されているIPv4に対し,IPv6の導入によって可能になるものはどれか。
ア インターネットの急速な普及によって起きるIPアドレス不足の解消
イ 電子メールアドレスやドメイン名での日本語使用
ウ 光ファイバによる一般家庭からのインターネット接続
エ 複数のホストに同時にパケットを配送するマルチキャスト
アは○。IPアドレス:IPv4では32ビット,IPv6は128ビット
イは×。利用者の利便のため。IPアドレス枯渇とは無関係
ウは×。通信速度の向上
エは×。マルチキャストはLAN内部の管理のため
問18[ad042-18]
問19[sd04-10]
問20
次のような特徴をもつソフトウェアを何と呼ぶか。
ア スクリプト イ パッチ ウ プラグイン エ マクロ
パッチは,プログラムの一部を修正
スクリプトやマクロは,プログラム,データ内部に組み込む
→これらは個別の変更や削除はできない
プラグイン(アドイン)ソフト
アプリケーションソフトの機能を拡張するための追加ソフト。
プログラムごとに指定された場所にプラグインのファイルを入れることで利用する。
不要になったら,そのファイルを削除すればよい。
問21
小さいアプリケーションプログラムを意味し,コンパイル済みのオブジェクトコードがサーバに格納されていて,クライアントからの要求によってクライアントへ転送されて実行されるプログラムはどれか。
ア アプレット イ サーブレット ウ スクリプト エ スレッド
アプレット:小型の(Java)プログラム。ブラウザ側で解釈され実行
サーブレット:サーバで実行されるアプレット
スクリプト:プログラムの中に組み込まれたプログラム。Java Script
スレッド:並列に処理するプロセス(タスク)
参照:「プログラミング言語の発展」(hs-prog-language)
問22[ad031-23]
問23[ad031-26]
問24
X営業所には4名の営業担当者がいる。各担当者の個人売上目標額は,全体の売上目標額を,各担当者の職能に営業活動占有度を乗じた値に比例させて,決めている。セルB4に計算式“B2*B3”を入力し,セルC4~E4に複写する。同様にセルB5にある計算式を入力し,セルC5~E5に複写して個人売上目標額を計算する場合,セルB5に入れるべき計算式はどれか。ここで,セルF2に入力されている値は,X営業所の売上目標額とする。

ア B4/合計($B4~$E4)*$F2 イ B4/合計(B$4~E$4)*F$2
ウ B4/合計(B4~$E4)*$F2 エ B4/合計(B4~E$4)*F$2
題意のように計算すると,次の表になる。ここでB5の計算式をC5~E5にコピーするとき,F2やF4が固定している必要がある。

問25
電子会議,電子メールなどのコミュニケーション機能やバグ票管理などのワークフロー支援機能をもち,人と人との共同作業を支援するソフトウェアはどれか。
ア CAD イ SCM ウ エキスパートシステム エ グループウェア
CAD:コンピュータによる設計作業の支援
→参照:「CAD/CAM」(kj3-seizogyo-cadam)
SCM:供給に関係する企業・部門が情報を共有→納期短縮,在庫圧縮
→参照:「サプライチェーン・マネジメント」(kj3-scm-x)
エキスパートシステム:専門家のノウハウを知識ベースにして,推論を行うシステム
グループウェア:設問文の通り
→参照:「グループウェアの機能」(kj3-groupware-kinou)
問26[ad051-26]
問27
Webアプリケーションサーバの機能として,最も適切なものはどれか。
ア 外部からの不正パケットを排除する。
イ データベースを管理する。
ウ 表示用のHTML文書を動的に生成する。
エ ホスト名をIPアドレスに変換する。
Webアプリケーションサーバ
ブラウザとデータベースサーバの間に位置し,データベースの情報をHTMLに変換
アは×。ファイアウォール→→参照:「ネットワークセキュリティ技術」(nw-sec-gijutsu)
イは×。DBMS(データベース管理システム)
ウは○。
エは×。DNS→参照:「DNSとネームサーバ」(nw-dns)
問28
ミドルウェアの説明として,適切なものはどれか。
アは×。OS(基本ソフト)
イは○。
ア・イ→参照:「ソフトウェアの体系」(hs-soft-taikei)
ウは×。ERPパッケージ→参照:「ERPパッケージ」(kj2-erp)
エは×。グループウェア→参照:「グループウェアの機能」(kj3-groupware-kinou)
問29[ad042-29]
問30
システム開発の早い段階で,利用者が目に見える形で要求を確認できるように試作品を作成する開発モデルはどれか。
ア ウォータフォールモデル イ エクストリームプログラミング
ウ スパイラルモデル エ プロトタイピング
試作品=プロトタイプ
参照:「システム開発技法」(kj2-kaihatu-gihou)
問31[ad031-34]
問32
コード設計の作業の中で,最初に行うべき作業はどれか。
ア コード化作業とコード表作成
イ コード化対象の選定
ウ コードファイルの作成
エ 使用期間とデータ量の予測
例:商品コード
商品のうちどこまでをコード化対象にするかの選定・・・イ
将来の商品数や商品区分等を考慮して桁数の設定・・・エ
個々の商品のコード化・・・ア
コードファイルの作成・・・ウ
問33
システム内で注文番号が一意でなければならないとき,次の注文データが入力された場合,今までの注文データが格納されている注文マスタファイルを調べて,一意であることを確認するチェック方式はどれか。

ア 重複チェック イ フォーマットチェック ウ リミットチェック エ 論理チェック
一意=他に同じ値のデータがない=重複チェック
参照:「テストの方法」(kj2-test-kiso)
問34
ソフトウェアのテスト方法のうち,ソフトウェア保守のために行った変更によって,影響を受けないはずの箇所に影響を及ぼしていないかどうかを確認する目的で行うものはどれか。
ア 運用テスト イ 結合テスト ウ システムテスト エ リグレッションテスト
リグレッション(退行)=修正箇所が他の部分に影響を及ぼし,エラーを発生すること
参照:「テストの方法」(kj2-test-kiso)
問35
四つのサブシステム(ア~エ)から成るシステムを開発している。次のグラフは,それぞれのサブシステムのテスト工程で発見されたバグの累積数を表したものである。最も高品質と考えられるサブシステムはどれか。
なお,発見されたバグはすべて除去済みであり,各サブシステムの開発規模,開発期間,要員数は,ほぼ同じである。

最初は単純なエラーが多く見つかるが,次第に発見が困難になるし,複雑なエラーで修正も困難になる。
参照:「テストの方法」(kj2-test-kiso)
問36
プロジェクトが次の条件に従って遂行されるとき,プロジェクト全体が終了するまでには最短で何日が必要か。
〔プロジェクト遂行条件〕
このプロジェクトは,九つの作業A~Iで構成される。
各作業の所要日数は次のとおりである。
作業Aは5日,作業Bは5日,作業Cは4日,作業Dは3日,作業Eは6日,
作業Fは3日,作業Gは4日,作業Hは8日,作業Iは8日
作業順序は次のとおりである。
作業Aはすべての作業に先行する。
作業Bに先行する作業は作業Aである。
作業Cに先行する作業は作業Aである。
作業Dに先行する作業は作業Bである。
作業Eに先行する作業は作業Cである。
作業Fに先行する作業は作業Cである。
作業Gに先行する作業は作業Fである。
作業Hに先行する作業は作業Dである。
作業Iに先行する作業は作業EとGである。
ア 21 イ 22 ウ 23 エ 24
典型的なPERTの問題

参照:「アローダイヤグラムの作成」(pt-arrow)
問37
アウトソーシングサービスのうち,MSP(マネージドサービスプロバイダ)のサービスはどれか。
MSPは,システム運用管理をネットワークを介して行うサービスの事業者
アは×。ハウジングサービス⇔ホスティングサービス
イは×。ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)
ウは○。
エは×。ASP
参照:「情報システム調達の基礎」(
kj2-choutatu-kiso)
問38
ネットワークに接続しているPCがコンピュータウイルスに感染したことが判明したときの対処のうち,最初に行うべきものはどれか。
ア 感染したPCをネットワークから切り離す。
イ 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)に届け出る。
ウ ハードディスクを初期化する。
エ ワクチンソフト開発会社のWebページなどで対処方法を調べる。
被害拡大防止が先決。PCをネットワークから切り離す。
参照:「情報セキュリティの基礎」(sec-kiso)
問39[ad051-39]
問40
情報システムの障害対策の一つである縮退運転に関する記述として,適切なものはどれか。
縮退運転=フェールソフト
他はスケジューリングの方法
参照:「フェイルセーフなど」(hs-failsafe)
問41
運用中のプログラムが売上データの上限超過を検出したので,入力原票を調べたところ売上数量が上限値より2けた多かった。当該データに対する運用部門の対応として,適切なものはどれか。
ア 運用部門長の承認を得て,運用部門で修正する。
イ システム開発部門に問い合わせる。
ウ 当該データは破棄する。
エ 入力原票を起票した部門に確認してもらう。
データの内容は起票部門の管理
保管媒体は運用部門の管理
処理プログラムの修正は開発部門
問42
運用中のデータベースに対し,定期的に再編成処理を行う目的はどれか。
定期的に行う→障害やシステム改善のためではない。処理効率が理由。
ウが○。デフラグ→参照:「磁気ディスクの断片化とデフラグ」(hs-disk-defrag)
ア:同一を再利用するべきではない。過去のデータとの整合性が崩れる。
イ:インデクスを整理することも再編成の一つではあるが,イはこれとは異なる。
エ:必要になったときに行うので,定期的ではない。
問43[ad042-44]
問44
システムの保守に関する記述のうち,MTBFを長くできるものはどれか。
ア 遠隔保守を実施する。
イ 故障発生箇所の臨時保守を実施する。
ウ 保守センタを1か所集中配置から分散配置に変える。
エ 予防保守を実施する。
MTBF(平均故障間隔)を長く→故障しにくくする
ア~ウは×。MTTR(平均保守時間)を短くする
参照:「RAS,MTBF,MTTR」(hs-mtbf-mttr)
問45
個々の内容の重要性に注目して,展開順序を決める文章の構成法がある。この構成法に従っているものはどれか。
ア 幾つかの事例を示すごとに,システムがもつべき機能の必要性を説明する。
イ 業務処理の流れに沿って,システムの操作方法を説明する。
ウ プログラム処理の流れに沿って,ソフトウェアの機能を説明する。
エ 利用頻度の高いものから,システムの機能を説明する。
重要性に着目(軽重順序法)→何が重要か→利用頻度の高いもの
問46[ad031-52]
問47
送信者が受信者の公開鍵で暗号化し,受信者が受信者の秘密鍵で復号する電子メールでできることはどれか。
ア 電子メールの作成者の特定 イ 電子メールの到達確認
ウ 電子メール本文の改ざんの検知 エ 電子メール本文の内容の秘匿
エが○なのは当然。
イは×。
到達確認機能(開封したときに自動返信する機能)は暗号化とは無関係
暗号化はネットワークの信頼性とは無関係。悪意の削除には無防備
アとウは×。
電子署名により可能な機能
参照:「公開鍵暗号方式」(sec-angou-koukai)、
「電子署名と公開鍵暗号方式」(sec-denshi-syomei)
問48
出張先のホテルからインターネットを介して社内システムにリモートアクセスする場合に,認証を強化する方法はどれか。
ア IPアドレスを通知して接続する。
イ IPアドレスを用いてコールバックで接続する。
ウ 発信者のユーザIDを通知して接続する。
エ ワンタイムパスワードを利用する。
ア~ウは×。なりすましの危険がある。
エは○。ワンタイムパスワード
1回ごとにパスワードを切り替える方法。モバイルコンピューティングには有効。
認証では,ユーザID,パスワード以外に「アクセスしてきたパソコン」のチェックもある。
それにはIPアドレスを用いることが多い。
ホテルのIPアドレスはサーバの許可リストに登録されていない。
問49[su03-26]
問50[ad051-48]
問51
コンピュータウイルス対策で用いられるウイルス定義ファイルの使い方はどれか。
ウイルス定義ファイル(パターンファイル)
過去のウイルスの特徴を一覧にしたファイル。シグネチャ=特徴,パターン
参照:「情報セキュリティの基礎」(sec-kiso)
問52
フィッシングの手口に該当するものはどれか。
アは×。クロスサイト・スクリプティング
→参照:「クロスサイト・スクリプティング」(sec-crosssite-scripting)
イは×。トロイの木馬,ボット
→参照:「ウイルスの種類」(sec-virus-shurui)
ウは×。スパイウェア,クッキー
エは○。フィッシング
→参照:「フィッシング」(sec-phishing)
問53
電子メールのコンテンツフィルタリングによる情報漏えい対策を説明したものはどれか。
コンテンツ(内容=本文)フィルタリング(遮断)
電子メールの内容をチェックし,不適切なキーワードと一致したら遮断する
⇔パケットフィルタリング(ヘッダ部分で判断)
アは×。これこそ漏洩の危険。送信者のメールアドレスは簡単に盗用できる
イは×。情報漏洩とスパムメールは無関係
スパムメール対策
大量のメール受信を拒否
ブラックリストにあるサイトからのメールを拒否
送信者,題名などで拒否(内容までチェックするものもあるが)
ウは×。情報漏洩は通常の本文でも可能
エは○。
問54
個人情報の取扱いについて,財団法人 日本情報処理開発協会が運営し,適切な保護措置を講ずる体制を整備し運用している事業者を認定する制度はどれか。
ア Online Shopping Trustマーク制度
イ TRUSTeプログラム
ウ プライバシーシールプログラム
エ プライバシーマーク制度
アは×。オンラインマークという。インターネット通信販売事業者の実在確認とWebページ表記の法令遵守を審査。商工会議所
イ・ウは×。個人情報・プライバシーに関する認証。プライバシーシールを付与。認証機構。
参照:「プライバシーマーク」(std-privacymark)
問55
共通フレーム98(SLCP-JCF98)が規定する内容はどれか。
(現在は「共通フレーム2007」になっているが、本問はこのまま通用する。)
システム開発と取引のための共通フレーム(枠組み)であり,共通のものさしである。
現在は「共通フレーム2007」になっているが、本問はこのまま通用する。
参照:「共通フレーム2007」(std-kyotu-frame)
問56
CORBAを説明したものはどれか。
ア ORB(Object Request Broker)同士を相互に接続するためのプロトコル
イ オブジェクト指向の概念と手続指向の性質をもつ言語仕様とライブラリ
ウ 分散オブジェクト環境で,オブジェクト間の通信をつかさどるソフトウェア
エ 分散オブジェクト環境で,オブジェクト同士が通信するための共通仕様
問57
複数バイトからなる文字コードで,漢字も表現できるものはどれか。
ア ASCII イ EBCDIC ウ EUC エ JIS X 0201
アは×。7ビットコード
イは×。元来は1バイトコード。エスケープコードにより2バイトで漢字も
ウは○。1バイト文字と2バイト文字を混在させる
エは×。ASCIIに半角カタカナを加えたもの
参照:「データの内部表現(文字列)」(hs-naibu-moji)
問58
QRコード(JIS X 0510)の特徴はどれか。
ア ASCIIコード128文字すべてを表すことができるバーコード
イ 位置検出用パターンを検索して360度のどの方向からも読取り可能とした2次元コード
ウ 小型化が可能で最小セルサイズ9×9を実現している2次元コード
エ 段ボールなどに印刷され,標準物流コードとして利用されているバーコード
アは×。CODE128
イは○。
ウは×。最小21セル×21セル~最大177セル×177セル
エは×。ITFコード
→参照:「QRコード」(kj3-code-qr)
問59
圧縮された情報を伸長しても,完全には元の情報を復元できない場合がある圧縮方式はどれか。
ア GIF イ JPEG ウ MH エ MR
GIFは可逆,JPEGは非可逆
参照:「マルチメディアと拡張子」(hs-multi)
MH(Modified Huffman):G3 FAXの基本圧縮方式,
MR(Modified Relative element address designate):MHの拡張でG4 FAXでの基本圧縮方式
MMR:MRをさらに拡張したもの
問60[su04-36]
問61
プロジェクト組織を説明したものはどれか。
アは×。マトリクス組織
イは×。職能別組織
ウは○。プロジェクトは期間限定
エは×。事業部制
参照:「代表的な組織形態」(kj1-soshiki-keitai)
問62
同業他社とのマーケティング力のポジショニング分析を行った結果を表にまとめた。評価は1が最も低く,5が最も高い。自社の位置付けは上から何位か。
重み 自社 A社 B社 C社
価格 5 3 4 3 2
製品の品質 3 3 3 2 5
ブランド力 3 4 2 5 1
営業力 4 2 4 4 5
ア 1 イ 2 ウ 3 エ 4
次のように計算すればよい。
自社 3×5+3×3+4×3+2×4=44・・・4位
A社 4×5+3×3+2×3+4×4=51・・・2位
B社 3×5+2×3+5×3+4×4=52・・・1位
C社 2×5+5×3+1×3+5×4=48・・・3位
問63[sd04-34]
問64
期末の決算において,表の損益計算資料が得られた。当期の営業利益は何百万円か。
項 目 金額(単位:百万円)
売上高 1,500
売上原価 1,000
販売費及び一般管理費 200
営業外収益 40
営業外費用 30
ア 270 イ 300 ウ 310 エ 500
営業利益=売上高-(売上原価+販売費及び一般管理費)
=1,500-(1,000+200)=300
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問65
事業年度初日の平成17年4月1日に,事務所用のエアコンを60万円で購入した。平成19年3月31日現在の帳簿価額は何万円か。ここで,耐用年数は6年,減価償却は定額法によるものとし,残存価額は10%とする。
ア 36 イ 40 ウ 42 エ 51
毎年の償却額=(購入価額-残存価額)/償却年数
=(60万円-6万円)/6年=9万円/年
2年後の帳簿価額=購入価額-償却額×年数
=60-(9×2)=42万円
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問66
表の条件で喫茶店を開業したい。月10万円の利益を出すためには,1客席当たり1日何人の客が必要か。
客1人当たりの売上高 500円
客1人当たりの変動費 100円
固定費 300,000円/月
1か月の営業日数 20日
客席数 10席
ア 3.75 イ 4 ウ 4.2 エ 5
1日の客数をnとすると,
売上高=500[円/人]×n[人/日]×20[日/月]=10,000n[円/月]
変動費=100[円/人]×n[人/日]×20[日/月]= 2,000n[円/月]
固定費=300,000円/月
売上高-変動費-固定費=利益の関係から
10,000n[円/月]-2,000n[円/月]-300,000円/月]
=100,000[円/月]
∴n=50[人/日]→5[人/日・席]
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問67
部品の受払記録が表のように示される場合,先入先出法を採用したときの4月10日の払出単価は何円か。
取引日 取引内容 数量(個) 単価(円) 金額(円)
4月1日 前月繰越 2,000 100 200,000
4月5日 購入 3,000 130 390,000
4月10日 払出 3,000
ア 100 イ 110 ウ 115 エ 118
4月10日の払出3,000個の金額
= 前月繰越 2,000[個]×100[円/個]=200,000[円]
+ 4月5日購入 1,000[個]×130[円/個]=130,000[円]
→330,000円
単価=330,000[円]/3,000[個]=110[円/個]
参照:「財務・会計の基礎」(kj-kaikei-kiso)
問68
不良品の個数を製品別に集計すると表のようになった。ABC分析に基づいて対策を取るべきA群の製品は何種類か。ここで,A群は70%以上とする。
製品 P Q R S T U V W X 合計
個数 182 136 120 98 91 83 70 60 35 875
ア 3 イ 4 ウ 5 エ 6
不良品の多い順に,累積が875×0.7=612.5個になるまでがA群になる。
P~Tの5種類で累積が627個になる
参照:「グラフ」(kj-graph-kiso)
問69
管理図を説明したものはどれか。
アは×。特性要因図
イは○。
ウは×。ヒストグラム
エは×。パレート図
参照:「グラフ」(kj-graph-kiso)
問70
図は特性要因図の一部を表したものである。a,bの関係はどれか。

ア bはaの原因である。 イ bはaの手段である。
ウ bはaの属性である。 エ bはaの目的である。
原因(要因)→結果(特性)での魚の骨
参照:「グラフ」(kj-graph-kiso)
問71[sd03-43]
マネジメントサイエンス手法の使い方のうち,適切なものはどれか。
ア 機械の信頼性分析を行うために,PERTを用いた。
イ 財務分析を行うために,待ち行列モデルを用いた。
ウ 市場における製品の売上を予測するために,時系列分析の方法を用いた。
エ 製品の品質管理のために,シンプレックス法を用いた。
マネジメントサイエンス=経営科学≒OR,統計・確率
アは×。PERT:日程計画
イは×。待ち行列:待つ確率,平均待ち時間
ウは○。時系列分析:需要予測
エは×。シンプレックス法:線形計画法
参照:「ORの基礎」(or-kiso)
問72[ad031-72]
問73[ad042-73]
問74
セル生産方式の利点が生かせる対象はどれか。
ア 生産性を上げるために,大量生産が必要なもの
イ 製品の仕様が長期間変わらないもの
ウ 多種類かつフレキシブルな生産が求められるもの
エ 標準化,単純化,専門化による分業が必要なもの
セル生産方式:作業員を中心に部品や作業台が囲んだ生産形態
作業員別にセル状の形態=他作業員と独立して作業
多品種少量生産
問75
クレジッドカードの利用に際して,オンラインでカードの無効チェックや与信限度額の確認などを行うものはどれか。
ア ACR イ CAT ウ GPS エ PDA
問76[ad041-76]
問77
会社でPC又はコンピュータ1台分のライセンスとして購入したソフトウェアパッケージの使用方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アは×。与えられるのは使用権であり,所有権ではない。
イは×。「PC又はコンピュータ1台分」の使用権
ウは×。転売,譲渡は不可。
エは○。プログラム特有の条項
参照:「購入ソフトウェアと著作権」(std-chosakuken-kounyu-soft)
問78
労働者の就労に関して,雇用関係とは別の指揮命令系統に従うことになるのはどれか。
ア 移籍出向 イ 請負 ウ パートタイム エ 派遣
雇用関係とは別=在籍企業以外
アは×。在籍の異動
イは×。発注者には指揮命令権はない
ウは×。パートでも在籍
エは○。
参照:「労働者派遣法」(
std-hakenhou)
問79
個人情報保護法の定める個人情報に該当しないものはどれか。
ア 営業担当者が保有している個人見込客リスト
イ 顧客のアンケート結果を統計処理し,年齢別に集約したデータ
ウ 索引付きのファイルを用いて,手作業で管理されている名刺
エ 従業員の人事考課情報
年齢別に集計したデータには個人を特定する情報はない。
参照:「個人情報保護法」(std-kojinjouhouhogo)
問80
刑法の電磁的記録不正作出罪でいう電磁的記録に含まれないものはどれか。
ア ICメモリ イ テレホンカード ウ バーコード エ 光ディスク
バーコードは光学的に読み取られるコードなので電磁的記録ではない。
参照:「刑法(情報セキュリティ関連)」(std-keihou)